4/21 vs 日本ハム 1安打完封で144球の是非
日本ハム
000 000 000 0
ライオンズ
202 201 02x 9
○菊池投手
中6日 9回 144球
1安打2四球12三振
無失点完封
ストレート 90球 62.5%
スライダー 32球 22.2%
カーブ 15球 10.4%
チェンジアップ 4球 2.8%
フォーク 3球 2.1%
1安打完封!
市川選手が5番を打ち、打線のほぼ半分が2軍の選手という日本ハム打線が3回終了時点で4点差となって戦意喪失状態となりましたので、特にピンチらしいピンチもなく9回まで投げ切りました。
配球割合は点差故にかなりストレート過多で、1球だけですが左打者にチェンジアップを投げたり、レアード選手にこれでもかとカーブを多投したりと、お遊びと言っては失礼ですが色々とお試しも実施。
9回は153キロのストレートで近藤選手を見逃し三振、カーブ3連投でレアード選手をセンターフライと、日本ハム頼みの綱である2人を牛耳ってゲームセット。
・・・という試合でこんな事を言うべきではないのかもしれませんが、1安打完封の割には随分と球数を要したのも事実です。
許した出塁は1安打のほかは四球が2つと味方エラーが1つ。
たった4出塁で9イニング中5イニングが三者凡退だったにも拘らずぴったり1イニング平均16球。
3ボールまで行く場面も多く、追い込んでから決めに行った球がなかなか決まらず、ひとつのアウトを取るのに苦労しました。
9対0で楽勝した今日の試合だけを見れば何も問題はありませんが、長いシーズンを考えると特にこういう楽勝試合はもっと球数を減らして少ない負担で1試合を乗り切っていかないと・・・
また、こんなことを言うファンはいないのかもしれませんが、ノーヒットノーランがかかっていたわけでもない今日の試合は、こんな144球も投げて完投、完封させる必要は本当にあったんでしょうか?
多くの場面で8割くらいの力で投げていましたので球数から受ける印象ほどの疲労感はなかったのかもしれませんし、エースに完封させたい気持ちも、こういう試合は最後まで投げ切ってほしい気持ちも、箔をつける意味合いも理解できます。
しかしそれらを鑑みた上でもシーズン全体を通して考えたときに、それが必要な試合(例えば1-0の試合)なら球数が130球、140球に到達しても投げ切ることが求められるのも仕方ありませんが、必要性の少ない負担の積み重ねがこの次に、この先に、そしてシーズン末期に響いてくる・・・なんて考えちまうアタクシは過保護すぎですかそうですか。
○打線
11安打7四死球9得点
初回に2点、3回にも2点を奪って日本ハムの戦意を喪失させ、更に4回にも2点を追加して序盤で完全に試合を決めました。
1、2番が6出塁して好調のクリーンアップに回して、6番の山川選手と9番の炭谷選手が複数出塁で打順を先送りする働きをした結果、攻撃8イニング中5イニングで得点。
大きかったのは秋山選手による初回の先頭打者ホームランで、こういう打ち方ができるのかというレフトスタンドへの一発は、5連敗中の日本ハムベンチにも選手にもファンにも「あぁ今日もダメか」の思いを抱かせる心理的効果絶大な一発になりましたし、日本ハム先発の上沢投手を動揺させるのにも大きな効果を上げました。
○はじめの2発
開幕直前のブログにライオンズのシーズン160発と、そのうち20発を秋山選手が負担する妄想を書きましたが、ライオンズにはシーズン20発以上打てる打者が1人、2人、3人・・・と数えていく時に個人的に必ずそのうちの1人にいれてしまうのが秋山選手です。
秋山選手にはその能力があります。
今シーズンはこの妄想が現実となりますようにww
○リミットまであと何試合?
勝っているので目立ちませんが、木村選手は先日のロッテとのボーナスデーでも乗り遅れ、今日も先発出場選手でただ一人出塁なし。
打率.135 出塁率.207
これでは彼の起用に拘る必要性がなく、依怙贔屓にもつながります。
・・・なんて書いた翌日に大活躍の皮肉に期待しますww
こういう試合だとあんまり書くことないですね(汗
まぁ書く気にならないというか・・・ww
しかし日本ハム打線もここまで低調だと、ひとつでも取りこぼすのはあまりにも勿体ないと感じてしまいます。
明日は野上投手に前回の分も援護しましょう!