ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

7/18 vsロッテ 投打の主役だけじゃなく、地味な支えがあってこその

ロ 100 000 000 1

西 010 001 31× 6


「快勝!」



・岸投手

中6日 9回 132球

5安打 1四球 8三振

1失点


ストレート 69球 (52%)

スライダー 20球 (15%)

チェンジアップ 21球 (16%)

カーブ 22球 (17%)



初回は何となく立ち投げな感じで先頭の荻野選手にストレートの四球、次の根元選手に真ん中のチェンジアップを内野安打、3番打者の角中選手にスライダーをあわやの大飛球。

ここから内野ゴロで1失点。


2回もカーブ、スライダーをワンバウンドにするなど今ひとつ変化球が決まらず。


しかし同点に追いついてもらった直後の3回に気合いの三者凡退からリズムに乗って3〜6回の4イニングをパーフェクト。

流れをロッテにわたしませんでした。


ストレートで奪ったファール13球は中5日の前回登板と一緒でしたが、見逃し16球と空振り6球でともに前回比で倍以上のストライクを奪えたところに今日のストレートの威力が表れていて、ここに上記の配球割合のように計ったようにバランスよく変化球を投げ分けて狙いを絞らせず。


外にやたら広い審判のストライクゾーンもトータルでは岸投手に味方しましたね。


ナイスピッチングでした!



・守備

初回の森選手、4回の秋山選手、7回の永江選手と好プレーが出て岸投手を救いましたし、ライオンズ側に活気を齎しました。


いいプレーが出ると試合が締まって、攻撃にも「よし行けるぞ」と勢いを与えますね。



・メヒア選手

中村選手に代わって4番に入ったことで、4番で打線が分断されなくなりました。

右方向への意識もあり、打線が繋がっています。



・秋山選手

藤岡投手のインハイストレートを体の回転でライトスタンドへ、南投手のカーブにも泳ぐことなくバッチリタイミング合わせてバックスクリーン右へと2発。


オリックス戦までの不調が嘘のように楽天戦から完全復調。


楽天戦から2番起用で、確かにエンドラン効果がバットを振らせた部分もあるのでしょうけど、それだけじゃなく、おそらく調整の結果としてズレていた何かを修正できたのでしょう。



・四球

地味ですが、2回は金子選手のタイムリー前の森選手の四球、7回は秋山選手のスリーラン前の栗山選手の四球、これがともに得点を呼び込んだ部分も大きく、特に森選手は相手投手が変わって間もないコントロールが落ち着かないところで無理に打ちに行かずに我慢して素晴らしかったと思います。





ロッテは内投手離脱に加えて、涌井投手、石川投手がオールスター登板で使えず、打線も低調。

更に先発のスタンリッジ投手がアクシデントで緊急降板。


ここに7回の永江選手の打席で謎の長打警戒の守備体系もあったりするなど、ベンチ側のミスも加わって、これれだけ悪条件が重なれば勝てません。


ライオンズはその相手に岸投手を立てて負けてはいけない試合で、それをしっかりモノに出来て良かった・・・というか、ほっとしてしまいました。


これまでは負けてはいけない試合をだいだい落としてきましたし・・・(汗)



明日も石川投手は登板しないようですので、何とかポーリーノ投手に初白星をプレゼントしたいですね。