ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

7/22 vsソフトバンク ソフトバンクさん不調じゃなかったんですか?

西 010 000 100 2

ソ 001 013 00× 5



「ライオンズ黄金期に近鉄から見たライオンズってこんな感じでしたよね、きっと」



・高橋光成

中8日 5回 97球

6安打 2三振 2四球

2失点


ストレート 53球 (55%)

フォーク 23球 (24%)

スライダー 18球 (18%)

カーブ 3球 (3%)


中8日空いてリフレッシュ、、、なんてしていない13週連続登板。


今日も6月半ば以降見続けてきた5回がいっぱいいっぱいの内容。


抜け球が多く、ストライクゾーンの低めにコントロール出来た球はごく僅かで、ストレートで奪った空振りが僅かに1つ。


前回登板もストレートの空振りは1つだけなので、何も変わっていない証ですね。


疲労困憊の状態のまま、何とか強い球を投げようと不自然に力を入れて投げ続けているので、常に力んでいるような感じが見て取れます。



むか〜し、JRAの騎手だった岡部さんが持っていたコラムで、レースに無理使いされた若駒のことをさして


「久しぶりにレースで騎乗したけど変な格好して走っていたよ、可哀想に。デビュー戦で乗った時には大事に使えば良い馬になるなと思ったんだけどね」


なんて感じの事を書いていたのを思い出しました。



そんな中でも5回2失点は上出来・・・


と言うよりも、オリックス3連戦で僅か2得点というソフトバンク打線の不調による数多の打ち損じとボール打ち、捉えられた当たりが野手の正面でラッキーに助けられたと言うべきかと思います。


来週は連続登板14週目ですね(哀)



・継投

高橋光成投手が上記のような状態なので、6回から継投は正解。

結果の3失点は結果論でしょう。


武隈投手は今日はちょっとストレートの威力が落ちていました。

なので緩急がつかず、変化球でタイミングを外し切れませんでした。


武隈投手の

一昨年6月の防御率 2.35

一昨年7月の防御率 6.43

一昨年8月の防御率 4.50


昨年6月の防御率 2.08

昨年7月の防御率 5.40

昨年8月の防御率 0.79


2年とも7月から急に防御率が悪化。昨年8月を見ると夏がまったくダメとも思えませんが、暑くなり始めに調子を落とすタイプかもしれませんね。



・打線

初回のチャンスに何とかしたかったですが・・・


4番中村選手が1死1、3塁でセカンドフライ


そこから何を焦ったのか3塁走者の秋山選手が飛び出してゲッツー成立。


とにかく、今から田辺監督が変わるのを期待しても意味はないのですから、中村選手の復調を待つ以外に方法はありません。


どん底は脱しつつあるようには見えるんですが・・・



・前提

中村選手を4番固定、森選手の捕手併用


この2つ前提で考えると、栗山選手⇄秋山選手の1、2番の後にメヒア選手はよい形だと思います。

それでもやはり中村選手の復調待ちなんですよね。



・ワンパターン配球

ライオンズ打線は鶴岡捕手の、低めを目付けさせられてからの、一気に高め配球というワンパターン配球にやられ過ぎ・・・


和田投手=コントロール良い=低めとコーナー


なんて先入観というか固定観念が強すぎるのです。



・永江選手

最近10試合

24打数4安打 打率 .167


外角だけ投げてくれていた時は打てましたが、少しインコースを使われるだけで・・・


守備の上手さは流石ですが、この成績ではやはり守備固めでしか使えません。


でもライオンズベンチは打てずに負けるよりエラーで負ける方を恐れているので・・・



・強いってこういうこと

不調の筈のソフトバンク打線。

でもちゃんと進塁打が出るし、ちゃんと役割を理解して実践しています。



3回無死1塁

セカンドゴロで2塁進塁

ショートゴロでも3塁進塁

レフト前でホームイン


ランナーは吉村選手で2死からの打者が本多選手だったので、もしせめてランナーを2塁に止めておければ長打は考えずに前進守備を敷けた筈。


レフト前では得点にならなかった可能性も・・・



6回1死1、3塁

偽装スクイズで1塁ランナーを2塁に易々と盗塁させてゲッツーをなくし、バッターの鶴岡選手は外野フライ打つぞのスイングでインロースライダーをしっかりすくいあげ、打球は前進守備のセンターオーバー。


強いなあ・・・





この相手に3連戦で2勝もしたオリックスさんは凄いですね。