ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

アフター岡田の岸投手vs松田選手

岸投手は涌井投手と投げ合った復帰3戦目からやっと本来の姿になり、以後の3試合を


7回 自責点1 vs楽天

9回 自責点1 vsロッテ

6回 自責点2 vs日本ハム


と安定。


前回登板の日本ハム戦の成績は数字上ではやや物足りない感じもしますが、これは打ち崩せずとも球数は投げさせる絶好調日本ハムらしい(そして羨ましい)作戦にやられて6回までに120球を投げさせられた故のものであり、岸投手自身の力は発揮しています。


その岸投手は今日、4月12日以来、今シーズン3度目のソフトバンク戦に登板します。


個人的に気になるのは松田選手との対戦。


(打数−安打 打率)

2014年 (7-4 .571)

2015年 (3-1 .333 1HR)

2016年 (4-3 .750 2四球)


と、これまではコテンパンにやられています。


今シーズン、3/29と4/12に計6度対戦した印象としても「攻め手がない」というもの。


6打席で3安打2四球ではそれも当然ですが。。。


しかし、これらはすべて「ビフォー岡田」。


ライオンズはこれまで松田選手にヌルい配球を続けてきたお陰で徹底的にカモにされてきましたが、4/29と4/30の対戦で岡田捕手がこれでもかとインコースを攻めるギャンブル配球をして9打数ノーヒットと押さえ込んでから(アフター岡田)は対松田選手の流れは少し変わりつつあります。



7/22-24のソフトバンク3連戦

12-4 .333 1HR 4打点


って、そんな変わってない・・・(大滝汗)



ですが、この3連戦は疲労困憊の高橋光成投手、不調の十亀投手、最多敗戦記録を競う野上投手が先発してのもの。


実力を出せる状態の岸投手が、どう攻めなければいけないかを把握した「アフター岡田」で松田選手と対戦するのは今回が初めて。


こうすれば普通に抑えられるんだよ、というところ以上に、明日以降に投げる投手の為になる抑え方を是非見せて頂きたいと思います。



今シーズンのライオンズの順位は良くて4位、悪ければ最下位。


ファンとしては一つでも上の順位を目指そうよと思うべきなのか、せめて最下位だけは逃れようよと思うべきなのか、或いは4位も最下位も一緒だろ?の捉え方で良いのか、はたまた首脳陣一掃し易いように最下位を望むべきなのか、よく分かりません。


しかし個人的には、例えば抑え方が分かっているのにライオンズだけが打たれ続けている特定の打者、攻略の方法が分かっているのにライオンズだけが抑え続けられている特定の投手、そんな相手に対する苦手意識だけはなんとか払拭して今シーズンを終えて欲しいと思います。



4/28、4/29のブログにも熱く書きましたが、松田選手は間違いなくその一人。


松田選手は今シーズンここまで打率2割6分の選手ですから、打率に見合った打者の成績として、今日からの3連戦を12打数3安打で乗り切りましょう。





・・・「その一人」は今日ソフトバンク先発の武田投手もそうですね・・・


現時点で最下位のオリックスは7月だけで武田投手に2度も負けを付けています。


ボール球に手を出さない、カーブを封じる、、、今度こそ組織としての対策が見たいなあ・・・