ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/2 vsソフトバンク 今日も何の工夫もなく

ソ 001 004 001 6

西 000 002 000 2



「同じ負けるにしたって、負け続けるにしたって、何か仕掛けるとか、何か試してみるとか、何か、、、」



・岸投手

中6日 6回 107球

7安打 1四球 2三振

5失点


ストレート 59球 (56%)

スライダー 20球 (19%)

チェンジアップ 15球 (14%)

カーブ 13球 (12%)


5回までは今宮選手のソロ被弾のみで数字の上ではナイスピッチングですし、解説者は今日の岸投手の投球内容を褒めていました。


・・・が、内容はソフトバンク打線のボール打ちに助けられたもので、決して調子が良くはなかった筈です。


実際、5回までの15のアウトのうち、半分近くの7つがボール球を打ってくれての凡打。(これはソフトバンク打線の不調度合をよく表しています)


それだけボール球に手を出してくれたのに三振は僅かに2つで、ストレートでの空振りも3つしか奪えなかったのはストレートのキレ、球威ともなかった証。


加えて、中盤以降を考えた配球もない中で100球が近づいて球威が落ちたらどうなるか?


いくらソフトバンク打線自体が不調でも、この状態で3回り目以降を抑える術はありませんでした。




・vs松田選手

第1、第2打席は抑えましたが、ボール球に手を出してくれたが故。

配球はほぼ外角中心で仰け反らせるような球もなく、中盤以降の為のエサ撒きも何もなし。


そして6回の第3打席は満塁で打席に迎えて、2点タイムリー。


この打席で松田選手に明らかに右打ちの狙いが見て取れたので外角が一番危ないコース。


なのに投じた5球のうち4球が右打ちし易い真ん中から外。


第2打席で外一辺倒で粘られてから最後の10球目にインローストレートで見逃し三振を奪いましたが、この第3打席は満塁。


デッドボールが怖いのでインコースのボールゾーンは投げ難く、インコースのストライクゾーンも第2打席の配球から1球は内角に来るだろうの予測で対応されてファール。


松田選手からすれば炭谷配球にインコースに連投なし、よって次は外角1本の狙い。


タイムリーを打たれた球は外角低め、ボール球のカーブなので一見悪い球ではないですが、松田選手からすれば完全に狙っていたバットが届く外角。


難しい球だったから打った相手を褒めるしかないよ・・・


では済まない洞察力のないライオンズバッテリーの攻め方で、第2打席までにピンチで使う配球を使ってしまって情けない結果としか言えません。


今日も何の工夫もなく、、、




・ライオンズ打線

初回先頭打者の金子選手が初球凡退。

インハイストレートを強引に打ちに行ってピッチャーゴロ。

いきなりライオンズ打線の意識が丸見え。


結果、ソフトバンク武田投手に8回をたった100球で乗り切られて武田投手に11連敗。


「打てなくても球数投げさせるぞ」を岸投手に実践した日本ハムをお手本になんかしません。


確かに武田投手は調子良かったですが、今日も何の工夫もなく、、、



・森選手

初回の第1打席はあわやの当たり。

第3打席にツーラン。


もう本当に中途半端なことはやめて打者1本で行って欲しい、、、



・永江選手

打率.159

これでも先発起用し続けるのはエラーで負けるよりは打てないで負けるほうがマシ。


・・・なんですよね?





エースが投げて完敗。

此の期に及んでなんの策もなし。

これが今のライオンズ。