ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/27 vs日本ハム 若い才能が潰されていく

日 010 040 002 7

西 013 000 000 4



「これ、一種の公開リンチじゃないですよね?」



・髙橋光成投手

中5日 4回0/3 108球

8安打 4四球 2三振

5失点


ストレート 59球 (55%)

スライダー 28球 (26%)

フォーク 21球 (19%)


18週連続登板。

此の期に及んで中5日。


疲労で状態の悪いままただ投げているだけなので、今週も何も変わりません。


ストレートに威力がなく空振りは僅かに一つ。

その一つも低めのストレートが威力なくやや沈んだから空振りしてくれたような情けないもの。

スピードも140キロ半ばから後半が出ていたのは初回だけで、2回から早くも140キロ前半が殆どとなって、130キロ台もチラホラ記録しはじめました。


加えてスライダーもフォークも抜けたり叩きつけたりが多くて狙ったところに投げられず、立ち上がりからいつノックアウトされてもおかしくない相手の打ち損じを願うだけの内容。


実際4回まで1失点で済んだのは、日本ハムの大谷選手が体調不良で先発メンバーから外れ、代わりに3番DHに入った近藤選手が不調でボール球にやたらと手を出しては打線を分断してくれたり、下位打線以外にも西川選手がど真ん中を打ち損じてくれたり、ワイルドピッチ気味の投球がたまたま捕殺に繋がったりと、ラッキーだっただけの話。


5回は呉選手のエラーがなければ・・・という部分もなくはないですが、今の状態で100球を超えて相手打線3順目ではまず抑えられないのはこれまでの試合を見れば明らかなので、あれがなくても結果は大差なかったかと思います。


5月下旬ころの、ストレートでバシバシ空振りを奪っていた髙橋光成投手が何だかもう遥か昔のように感じます。


髙橋光成投手が被害者であるのは間違いありません。


ライオンズファンはこうして有能な投手が潰されていくのをただ眺めていなければならないのでしょうか?




・武隈投手

9回に登板して、代打大谷選手に被弾。

8月初失点。



あの難しいインコースのストレートを打つなんて、やっぱり大谷選手はすごいなぁ



・・・なんて話じゃ済みません。



9回先頭の西川選手には全球ストレート。

そして次の代打大谷選手にも全球ストレート。


大谷選手にはこの前の3連戦でこれでもかとインコースを攻めたばかり。


そして今日も1球目、2球目ともインコースストレート。


相手も馬鹿じゃありません。

というか将来のメジャーリーガーです。


次もインコースにストレートが来ると決め打ちされて、簡単にスタンドまで持っていかれました。


森捕手も大概ですが、武隈投手も森捕手に全部任せてどうするんでしょうね?

こんな配球では危険と自分で気づかないと。



・打線

日本ハムの先発・高梨投手はカーブで殆どストライクが取れず、ストレートとフォークのみの苦しい組み立て。


3回までに栗山選手と浅村選手のタイムリー、中村選手の犠牲フライで4得点。


しかしその後も試合の流れとしてはずっとライオンズが押している感じでしたが、得点はこれで終わってしまいました・・・



・メヒア選手

今日も4打数ノーヒットで打率.254


メヒア選手が4打席中3打席で回の先頭だったので、必然的に中村選手が4打席中3打席で1死ランナーなしで、打席に立たされてチャンスが広がらずに繋がりを欠きました。


今日はメヒア選手を休ませて中村選手か浅村選手を4番にしていたらまた違う形になったと思いますが・・・



・1番2番

金子選手と秋山選手とで5出塁。


金子選手は2安打1四球、打ち取られた1打席も相手投手に7球投げさせて簡単にはアウトにならない粘りを見せています。


でもディレードスチール(失敗)はやりすぎです(汗





毎週見慣れた髙橋光成投手の状態、毎週見慣れた継投遅れ。

これ、来週も見せられるんですねえ・・・