8/26 vs日本ハム ライオンズ強さの理由
日 000 001 000 1
西 420 000 10× 7
「なんか締まらない・・・これも菊池投手らしい?」
・菊池投手
中6日 5回0/3 96球
3安打 3四球 4三振
1失点
ストレート 56球 (59%)
スライダー 31球 (32%)
カーブ 6球 (6%)
チェンジアップ 3球 (3%)
初回のピンチを抑えると2〜5回はパーフェクトピッチング。
・・・と、言葉にするとなんだかすごいピッチングをしたように感じます。
でも実際は立ち上がりからストレートでなかなかストライクが取れず、初回を日本ハムの拙攻(焦り)に救われた後は、大量点に守られる形で楽に投げられただけで、内容自体はあまりありません。
ストレートとスライダーで90%ってこれじゃ勝てるようになる前の菊池投手で、先週も5回まではまったく同じ割合で投げてましたが炭谷捕手は何かこの割合に拘りでもあるんでしょうか?
そして6回表に足のマメで降板。
なんとも格好の付かないプロ初の二桁勝利到達です。
しかし菊池投手は手とか足とかマメがよく出来ますねえ・・・
9勝目、10勝目は完全に打線のお陰で、ピッチング的にはあまり褒める箇所がありません。
来週こそは平均的にカーブを12〜15%、チェンジアップも10%近く投げて4つの球種を自在に操るピッチングが見たいです。
・武隈投手
急遽降板の菊池投手の後を継いで登板。
5点リードあるも無死1、2塁。
こじらせると試合がややこしくなる場面であっさり3人で片付けました。
素晴らしい!
8月の防御率 0.00 継続中!
・1番2番で7出塁
1番の金子選手が3安打3盗塁
2番の秋山選手が2安打2打点2四球
初回、金子選手ヒット→盗塁→秋山選手のタイムリー
2回、金子選手出ヒット→盗塁→秋山選手のタイムリー
点ってこんなに簡単に取れるんですね(笑)
金子選手がこれだけバンバン走れるのは今の順位故ですが、それでも昨年までは賞味期限1ヶ月の選手でしたので、この時期でもしっかりタメを作ってバットが振れているのは素晴らしい成長です。
・おかわり
中村選手が初回スリーラン、7回にもソロ。
やはり中村選手を如何に良い状態に保つか、疲弊したら思い切って休ませるかが重要ですね。
来シーズンは週1ペースくらいで定期的に休ませて計画的に120試合出場でいいんじゃないですか?
・得点力
盗塁→タイムリーは2度重ねて2点
中村選手は一発で3点
やはりランナーためての長打に勝るものなし
・メヒア選手
地味に2試合連続ノーヒット。
最近5試合を21打数3安打ホームランゼロ。
打率は.256まで下がりました。
疲労なのか、金子選手と違ってタメが作れず、球を迎えに行ってしまっているような打ち方になってしまっています。
一時はダントツと思えたホームラン、打点の2冠にも黄色信号です。
・日本ハムの焦り
初回、ストレートでストライクが取れない菊池投手から1死1、3塁のチャンスを作って中田選手の打席で1塁ランナーが盗塁して挟まれる間に3塁ランナーがホームを狙うもタッチアウト。
追う側から追われる側に変わった故か、或いは今のライオンズの強さを意識する余りの焦りか・・・
菊池投手からしたら中田選手と普通に勝負した方が失点の可能性は高かったと思います。
プレッシャーがかからない順位でのびのびプレーできているから、そして週休2日でしっかり休めているから、選手がもともと持っている良さが試合でよく出せていてライオンズ強いです。
潜在的にはこれだけの強さがあるチームなのです。
というところで、明日はまた中5日で髙橋光成投手が先発するようです。
ライオンズは残り26試合。
おさらくはライオンズの今の強さをに加えてロッテの失速に色気を持って、岸投手、菊池投手、多和田投手、髙橋光成投手をフル回転させて首脳陣は奇跡の3位を目指すのでしょうね。
みんな(特に髙橋光成投手)壊れませんように・・・