ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

9/27 vs日本ハム 色々深読みして観戦した110球

日 000 000 000 0

西 200 010 000 3




・岸投手

中5日 7回 110球

4安打 1四球 7三振

無失点


ストレート 61球 (56%)

チェンジアップ 18球 (16%)

カーブ 18球 (16%)

スライダー 13球 (12%)


初回、先頭打者の西川選手に144キロ、144キロ、145キロと、3球全て外角いっぱいに伸びのあるストレートを決めて三球三振。

そこにいろんな意味を感じてしまうエンジン全開の立ち上がり。


2回からは日本ハムの打者がみんな振り負ける程のストレートを軸に3種の変化球をバランス良くコーナーに投げ分け、岸投手と炭谷捕手のコンビらしい計ったような配球割合で美しい!


勝負かかった時の日本ハムにしては珍しいですが、ボール球を打たせてアウトを6つも稼いだのは日本ハムの焦り・・・と言うよりも岸投手の出来が良過ぎた故に手を出さざるを得なかったと解釈したいです。


注目は6回と7回。


球数100球に近づいた6回にはヒット2本を打たれて2死1、2塁のピンチを招きましたが、そこで日本ハム4番中田選手を迎えると一気にトップギア。


カーブ→チェンジアップの炭谷選手らしい配球で変化球を意識させた後、149キロ、そして今日最速の150キロストレートをアウトハイに連投し、決め球はそのストレートと同じコースと高さから外へ外れていくスライダーで空振り三振!

ナイスピッチング&ナイスリード!



そしてラストイニングとなった7回の2死2、3塁では最後の打者、中島選手に4球オールストレートの見逃し三振。


中島選手に投げた最後の1球はインコースにズバッと決めた素晴らしいストレートで、岸投手と炭谷捕手がお互いに完璧に意思疎通した完璧な1球。


トップギア&フルアクセルの岸投手にバッテリーの完璧な意思疎通と、本当に良いものを見せて頂きました。


来年もライオンズで投げて欲しいのは当たり前ですが、ライオンズを出て行くなら行き先は、せめて、せめて、国内球団ではなくメジャーであって欲しい・・・



〜打線〜

岸投手が初回を僅か7球であっという間に片付け、その裏に秋山選手の死球から外崎選手が2球目のストレートを2ラン。


日本ハムの先発・吉川投手から7球であっという間に2点リード。


これで一気にライオンズペースの試合になりました。


5回には炭谷選手にも一発が出て、なんかちょっと出来過ぎというか話が綺麗すぎな気もしますが(笑



でも打線として見るべきものはこの2発だけでした。


いきなり2点リード、岸投手の調子から今日はもう勝ったの気持ちなのか、オレもオレもとクリーンアップを中心にみんな振り回していました。


なんだかなぁ・・・








今日の感想。


岸投手、素晴らしかったです。


以上。