聞けると思っていた生涯ライオンズ宣言
・栗山選手
生涯ライオンズ宣言をしてくれると信じて疑っていませんでした。
栗山選手出塁率
2010年 .400
2011年 .391
2012年 .378
2013年 .396
2014年 .394
2015年 .358
2016年 .390
過去7シーズンのうち5シーズンで出塁率.390以上を維持。
昨年は打ちまくる秋山選手を意識しすぎた影響が出るも、今年はV字回復。
今シーズンはオールスターまでに頑張り過ぎた影響もあってシーズン終盤に大失速してしまいましたが、それでも秋山選手を上回ってチームトップの出塁率.390は立派な数字。
来シーズン以降はオールスター期間を休養期間に充てれば、スタミナ消耗から来る後半戦の失速も少なく済むでしょう。
年齢的にはもうフルイニング出場なんて目指すべきではなく、時々休みも必要ですが、この高い出塁率はライオンズ打線のエンジンとして不可欠ですし、将来は是非とも2000本安打も達成して貰いましょう。
・岸投手
生涯ライオンズ宣言をしてくれると信じて疑っていませんでした(涙)
ミスター生涯ライオンズ宣言(笑)の西口投手を慕い、2008年の日本シリーズを見るまでもなくその思いの強さを全面に出していて、そして3年後には西口監督就任が見えていたので・・・
まぁシーズン後半から怪しくなっていたので覚悟はしてましたけど(汗
以前も書きましたがここまでの過程で楽天以外の球団名が一度も出てこないということは、だいぶ前から話は決まっていると見るべきでしょう。
報道などからは、被災地である地元の為にという意識もかなり強そうですし、涌井投手が同一リーグの別チームにFA移籍して違和感なくやっている事実も或いは動きやすくしたかもしれません。
まぁ地元とか関係なく、僕も別の会社から倍の年俸出すと言われたらそっちに行きます(笑
思い出はたくさんありすぎますが、今シーズンのラスト登板をこれが最後だと強く思い入れを持って見ておいて良かったなと思います。
名コンビ炭谷捕手と完璧な意思疎通のもとに投げ込んだラストボールは忘れません。
しかしこうなると大卒か社会人出身の即戦力先発を指名しなかったドラフト戦略は何だったのか?
岸投手の今シーズンは
防御率2.49
投球回数130回1/3
これをどうやって埋めましょう?
例えばダルビッシュ投手流出の穴を吉川投手で埋めきった日本ハムのように、ライオンズも岸投手の穴を埋める投手が出現してくれたらと思いますが・・・誰?
今シーズン終盤に投げた誠投手、本田投手はストレートの大半が140キロに届かないのでは厳しく、可能性があるとしたら140キロ半ばが出せる佐野投手か佐藤勇投手あたり。
吉川投手
2011年 7試合 38イニング 0勝5敗 防御率4.74
2012年 25試合 173イニング 14勝5敗 防御率1.71
こんな大変身の裏には間違いなく吉川投手自身のピッチングや野球に対する考え方の大きな転換があったはずで、それをさせた存在が栗山監督だったのでしょう。
佐野投手や佐藤勇投手に吉川投手と同等のポテンシャルがあり、ライオンズの監督コーチ陣に日本ハム・栗山監督と同等の革命を起こさせる能力があり・・・
・・・って無理ですかそうですか。
若手の覚醒に期待はしますがアテにしてはならず、現実的にどうやって埋めるかを考えなくてはなりません。
楽天のプロテクトから漏れる選手に期待するのも難しいでしょう。
今シーズン活躍しなかった十亀投手と外国人先発投手が活躍し、そして多和田投手と髙橋光成投手が今シーズンを糧に躍進すれば或いは埋まるかもしれませんが、それら全てを前提とするのもあまりに楽観的すぎます。
となるとやはり補強は不可欠で、外国人先発を補強?
しかし過去にライオンズスカウト陣が連れてきた外国人先発投手は既に日本での実績があったウルフ投手以外は先発投手にアタリがいない事を考えると、リリーフを何枚か連れて来る方が良さそうに思えます。
3000〜5000万円くらいで雇える150キロ以上出るリリーフをあと3人ほど連れてきて、シュリッター投手と合わせて4人いれば1人は当たるでしょうし、2人当たってくれたら牧田投手を先発に戻せます。
1軍登録できる数以上の外国人選手を確保しておいて、状態で使い分けたり、ハズレの保険をかけるやり方をライオンズもそろそろ導入すべきだと思いますが果たして・・・