新外国人投手のここまで
今日は手短に。
今日のオープン戦でガルセス投手が先発登板しました。
今日を含めたガルセス投手のここまでのオープン戦成績は以下の通り。
1回0安打1四球1三振
3回3安打1四球0三振
5回4安打5四球0三振1死球
与四球率7.00
与四死球率は8.00
アメリカでもメジャーでの通算与四球率が4.40 、マイナーでは3.71と低レベルであり、はっきりとノーコンが課題の投手でしたのでその通りのここまでと言ってしまえばその通りのなのですが、現状はあまりにも酷い。
そしてメジャーでの奪三振率7.66 、マイナーでは9.38と三振を取れるところに長所がある筈でしたが、ここまでのオープン戦では奪三振率1.00と殆ど三振が取れていません。
これがぶんぶん振ってくるベースボールとそうではない野球の違いから来るのか、単に調子が上がっていないだけなのか、その両方かは現時点では判断がつきません。
まぁ・・・両方かなww
少し前までは先発候補の一人なんて報道も目にしましたが、とりあえずその目はなさそうです。
そして今日は牧田投手、増田投手とともに勝ちパターン継投に組み込むことが想定されているシュリッター投手も登板しました。
1回2安打1四球。
畠山選手に被弾して1失点。
3/15と3/19のブログでも書きましたが、現時点ではスライダーでストライクが取れないので、ストレートとツーシームしかストライクを取れる球がありません。
それでいてコントロールはアバウトで、なかなか相手打者のベルトより下に球が行かず、クサい所をカットされて粘られると四球も増えそうです。
武器は150キロ前後の球速と長所投げ下ろしによって付ける角度の2つ。
相手チームの下位打線ならストレートとツーシームの力勝負でねじ伏せることも可能かもしれませんが、上位打線相手となるとストレート一本で狙い打ちされることもありそうで、今後スライダーが使えるようになるか、もう一段以上のコントロールの改善でもない限り、1点リードの8回に相手上位打線にぶつけるのはなかなかのスリルを味わうことになるかもしれません。
最後にキャンディラリオ投手ですが、オープン戦ここまでトータルで
3回1/3を8安打4四球3三振
と、あまり評価するに値せず 。
落とし所としては・・・
シュリッター投手が昨年シーズンのバスケス投手の位置に落ち着けばってところでしょうか?
あ、でもこれは決して馬鹿にしている訳ではありません。
バスケス投手は西武ドームのマウンドが苦手なのを潮崎ヘッドに嫌われて使われなくなりましたが、容量と用法を守って使えばしっかり仕事をする投手だったんですよ。
バスケス投手
2015年ビジター試合防御率 1.23
2016年ビジター試合防御率 1.08
勿論スライダーが自在に使えるようになって、少し前にあった「サファテ投手以上も??」なんてネット記事の内容が現実になってくれたら望外の喜びですww