ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

明日からオリックス3連戦

オリックスは現在11勝6敗で貯金5と、ライオンズとまったく同じ成績で同率2位。



開幕カードを


4-6

4-13

4-5


で3タテ食らった後からのこの成績ですから、開幕2カード目の相手が乗せちまったということになるのかもしれません。


何処でしたっけ?開幕2カード目に戦ったチームはww




防御率2.86はライオンズに次いでリーグ2位。


打率.277は首位楽天を上回ってリーグ1位



投打が噛み合っての2カード目以降の11勝3敗はなかなか凄い。


ですが、現在の上位3チームはみんなここまで消化した試合が17試合と少なく、オリックスも雨による中止もあってここまで週6試合消化したことはなく、先週はたったの4試合。


調子の良いチームが楽な日程で良い投手ばかり登板させることが出来たのが今の順位を形成する要因の一つになっているのは間違いないと思いますが、明日からはそんな似た者同士の、ともに開幕前は専門家が揃って下位予想したチーム同士の戦いです。




オリックスはおそらくディクソン投手、松葉投手、金子投手が先発してくるものと思われます。


ディクソン投手は4月4日の前回ライオンズ対戦時に5回3失点。


コントロールに苦しんでいるところでそれなりに点は取りましたが、あと一歩崩しきれなかったのはボールになるカーブに手を出したから。


ライオンズ打線に今度こそ狙い球を絞ってノックアウトの期待がかかります。


ディクソン投手はライオンズ戦の後は8回1失点と6回1失点。


ともに貧打のロッテ&日本ハムを相手にそれなりの安打数は許して、四死球も複数出してという内容でしたので見た目の数字ほど素晴らしい内容だったというわけでもなさそうで、明日も付け入る隙はあると思います。



過去2年でディクソン投手と相性が良いのは


浅村選手

2015年 打率.333(18打数6安打)

2016年 打率.333(15打数5安打1HR)


秋山選手

2015年 打率.375(16打数6安打)

2016年 打率.286(21打数6安打1HR)


浅村選手は4月4日の対戦でもホームランを放っています。


あとは中村選手も一昨年は抑えられましたが、昨年は13打数5安打と打っています。


オーソドックスですが上位が出塁して中軸に回す形を沢山作りたいですね。


注目はおそらく2番打者に起用されるであろう源田選手。


4月4日は田代選手が2番を打って完全に打線を分断してしまいましたが、源田選手でどんな形になるか?




松葉投手には4月5日の前回対戦で8回91球零封。

しかし完璧に抑え込まれたわけではなく、7回まで毎回ランナーを出しながら4つのゲッツーと、若いカウントで難しい球に手を出しまくったのが痛かったです。


ライオンズ打線はカーブの使い手は基本苦手なのは承知しつつも2戦連続でひねられてしまうのでは情けないですので、基本は競った展開にしてランナーを出してカーブを投げにくくするような作戦を取りたいですし、仮に打ち崩せなくとも粘って球数を投げさせて2番手を早めに引きずり出す形を見せてもらいたいと思います。





3人目の金子投手とは相性は悪くなく、昨年は対戦防御率6.30で3度の対戦で負けを2つ付け、一昨年は.277ながら2度の対戦で1勝1敗。



まぁ・・・3戦目は金子投手云々よりも、ライオンズは誰を先発させるのかが問題です。


2軍の成績を見ると「じゃんけんで決めようぜ」な感じですので(冷汗





一方のオリックス打線。


T-岡田選手.344 6HR

小谷野選手.338 2HR

ロメロ選手.281 5HR


と主軸が好調ですが、注目はやはり宮崎選手。



開幕3カード目の途中から1番打者に起用されたので打席数がまだそれ程多くはない故の数字ですが、それでも46打席立って打率.410 出塁率.489は驚異的。


しかしこの宮崎選手が出塁して中軸が返して・・・いると思いきや、宮崎選手の得点は意外に5と少なく、実際にホームに返ってきているのは3番打者以下の選手の方が多い・・・


オリックスは2番に打率.222と不調の西野選手、3番に打率.200の安達選手を置くことか多いようですが、この2人は出塁率で見ると.321と.360飛び抜けて良いわけではないものの、それなりに出塁して4番打者以下に繋いでいることが伺えます。


なので宮崎選手の出塁により打順を回し、2、3番がランナーとして残って中軸に回して得点を稼いでいるようです。


また中軸以下も中島選手.290や駿太選手.294とそれなりに数字を残す打者が並んでいますので、中軸が出塁してこの2人で返したり、この2人が出て宮崎選手が返したりと、得点パターンを複数持つ強みもあります。



ライオンズ投手陣としては、打率.207の若月選手を加えた打率2割そこそこの3選手でしっかりアウトを稼ぐこと(無駄な四球厳禁→特に四死球15を稼いで出塁率を上げている2割打者・安達選手に注意)で、ランナーためて中軸に回される展開を作らないことが重要です。





裏ローテで3戦目先発がじゃんけん状態の敵地での3連戦。


楽な条件ではなさそうですが、打線は勿論、高橋光成投手今シーズン初勝利と、多和田投手の修正と、あともう1人誰かの頑張りに期待を持って応援しましょう!






以下、追加です。


明日は先に多和田投手ですか。


中5日。


カードの頭は多和田投手に拘るとの辻監督の強い意思の表れでしょうか?


前回登板のストレートとスライダーだけのピッチングはあくまでも緊急避難的なものと思いますし、小さい身体を目一杯に使って投げるので疲労が溜まりやすく、あまり間隔を詰めて良いタイプではありませんが、前回少し兆しが見えたことで良し行けると、そしてスタミナ的にはまだ2度先発しただけのシーズン序盤だけに大丈夫と判断してのものなのでしょうね。