ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

5/11 vs楽天 壊し屋の本領発揮ですね(泡吹)

西 010 100 100 3

楽 030 041 00× 8



今日の感想


「なんて恐ろしい人達なんだ」


小石投手は5/5のオリックス戦で中継ぎ登板して31球を投げました。翌日の日本ハム戦も連投してこの時は2球だけでしたが更にその翌日に3連投となるマウンドに登って105球。この時は6回1/3を自責点ゼロと好投しました。


しかしその負担は先発投手が中6日で1試合130球投げるよりうんと大きかったと思います。


その小石投手を中3日でまた登板させる・・・


おじいちゃんが「俺が若かった頃は」と戦時中の常識を今この2016年において若者に押し付ける感じですか?


そうして試合も投手も壊すんですね。うんうん分かります分かります。



・佐藤勇投手

4回1/3 90球 6安打4四死球5失点


四死球連発で試合にならず・・・を一番恐れていましたが、4回まで四死球2。


スライダーとカーブでなかなかカウントを作れないので楽天打線にストレートを狙い打ちされましたが、炭谷捕手が途中からチェンジアップを多投させてフォークも2球ですが混ぜることで何とか持たせた印象です。


但し、このチェンジアップ(とフォーク)は左打者には1球も投げていません。


菊池投手同様、左投手が左打者にチェンジアップを投げるのは相当ハードル高いものなのでしょうね。


5回は先頭から2連続四球。今日始めてスリーボールというカウントにもしました。

おそらく初回からずっと力を入れて投げていたので球数80球程度とは言えもう握力もなかったのでは?


立場と状況を考えたらトータルとして良く投げた方だと思います。


次への課題は色々あるんですが、まずはやはりコントロールで、スライダーとカーブの精度を上げることがどうしても必要になりますね。




・継投

佐藤勇投手が降板した5回裏1死1、2塁の時点で点差はまだ1点。


しかしその後、CCリー投手→小石投手で瞬く間に5点差にまで広がってしまい継投大失敗。


これにより、打線が楽天先発の美馬投手に球数を投げさせて手薄なリリーフ陣を早めに引っ張り出すことに成功したものの、点差を背景に楽に投げさせてしまう形になってしまいました。


継投は結果論にしかならないですが、藤原投手という選択はなかったのかと。



・クリーンアップノーヒット

出塁も5番浅村選手の1つ(それも楽天の信じられないイージーフライの落球)だけ。


3度ランナーを置いてメヒア選手と中村選手に回しましたので一応形は作りましたが、この二人が打てなければライオンズはお手上げです。


メヒア選手はやはり下降線・・・できればそれに代わって中村選手が上がってきて欲しいのですが、ちょっとその気配も見えません。



・栗山選手全打席出塁

2安打を放ち、点差が開いた後でも無理に振り回したりせずにしっかりと球を見極めて2四球を選んで4打席4出塁。


これで打率も出塁率もチームNo. 1です。


今日は栗山選手の2つ後の打順の炭谷捕手がタイムリー2本で生きる形になりました。


明日以降も栗山選手の好調を何とか活かしたく、打線の組み替えをしたいところですが・・・



・抗議が無理でもせめて確認には行って欲しい

審判に殆ど抗議しないことで有名な田辺監督。

今日もホームクロスプレーがビデオ判定で覆ってライオンズに不利な判定がでました。


先日の高橋光成投手のプレーに引き続いてライオンズに不利になる形で判定が覆ったわけですが、ベンチから出てくることすらしません。


今日のがコリジョンルール適用にならないなら、高橋光成投手のプレーも適用になりませんよ。


監督が戦わずに諦観してたら選手もそうなってしまいます・・・ってもう今更ではありますが(諦観)