6/5 vs阪神 貴重な日曜日の午後を野球観戦に充てたファンをキャプテンが救う
西 101 000 000 001 3
阪 100 001 000 000 2
「あ〜 早く菊池投手のピッチングを見て口直ししたい」
・野上投手
6回 91球 4安打2四球2失点
数字だけ見ると結構ナイスピッチングに見えますが・・・
ストレート 37球(41%)
スライダー 5球(5%)
カットボール 16球(18%)
チェンジアップ 27球(30%)
カーブ 4球(4%)
フォーク 2球(2%)
①いくら何でもストレートが少なすぎです。
②逆球もド真ん中も多すぎです。
③初回のタイムリーはピッチャーゴロエラーです。
散々行ったド真ん中も捉えられたのは初回のゴメス選手と6回の原口選手だけで、この内容の野上投手から2点しか取れない阪神打線もどうなんでしょう?
パリーグのチームならホームラン2〜3本は打たれていたと思います。
ともかくピッチングの基本はどこまで行ってもストレートで、そのストレートがあった上で緩急を如何につけるかが自身の生き残る道です。
今日みたいな配球で何とかなるワケないのは野上投手自身がよく分かっている筈で、途中から岡田捕手のサインに首を振りだしましたが初回(35球中24球が変化球)から振って良いし、先週の炭谷捕手にだって首を振ってカーブ投げたって良いんです。
ライオンズの投手陣はごく一部の投手を除いて配球を自分で考える習慣がなさ過ぎなので、今日みたいな日をきっかけにして自分を活かす(そして生かす)為に、自分で考える癖を付けて貰えたらと思います。
・岡田捕手
一昨日はバンヘッケン投手から3点しか取れず、昨日だってエラーがなければあの程度の多和田投手から2点しか取れてない阪神打線に対して、何をそんなに怖がっているのですか?
先週の野上投手は炭谷捕手とのコンビでぐっとカーブの割合が減って危なかっただけに、今日は「岡田色」をしっかり出す絶好のチャンスだったのに何ですかあの配球割合は?
期待が高いだけに、こんな弱気な逃げの配球は情けない限りで、野上投手から牧田投手にチェンジのタイミングで炭谷捕手への交代は当然。
牧田投手は多分岡田捕手のことなどまったく信頼していないでしょう。
こんなことでは首脳陣やリリーフ陣から信頼を得るなど到底できませんよ!
・リリーフ陣
牧田 2回2安打無失点
武隈 1回0安打無失点
増田 2回2安打無失点
小石 1回0安打無失点
素晴らしい頑張りで、リリーフ陣が呼び込んだ勝利です。
小石投手はもはやライオンズになくてはならない存在ですね。
・失策
4回裏のサードゴロはイージーゴロも金子選手がエラー。
金子選手はキャンプ中にどれくらいサードを練習したのか?
昨日も書きましたが、この起用でのエラーの責任は首脳陣にあります。
・お手本
秋山選手4出塁2得点。
栗山選手4出塁で決勝タイムリー。
そして二人とも大ファインプレーあり。
チームの為に最高の働きです。
以下に書く2人にはお手本にして頂きたいのですが・・・
・浅村選手
やはり満塁弾の悪影響なのか、昨日の最終打席あたりから引っ張りの意識が出てきました。
特に8回表1死1、3塁の場面で、完全に右肩が開いてレフトスタンド狙いは酷すぎです。
ライトに犠牲フライ打つ意識があれば簡単に打てたのでは?
12回表の2死1、2塁でバットを短く持ってバッターボックスに入った栗山選手の姿を見て、自分の打撃に恥ずかしさを感じて頂きたい。
・森選手
2安打はしたものの6回のチャンスはど真ん中のストレートを打ち損じ、8回のチャンスは初球に難しい外角低めのシュートに手を出して凡退。
試合を長くしたのはこの2人ですね(冷汗)
・審判
甲子園の試合だと、審判もここまであからさまに阪神贔屓するのが常識なんですかねえ・・・
個人的には先発投手があまりにも酷くてフラストレーションの溜まる3試合でしたが、それで勝ち越しなら文句を言ってはいけないのかもしれません。
抹消なしなので、来週もバンヘッケン投手と多和田投手が登板する・・・のはともかくとして、ロッテが横浜に3連敗して2位とのゲーム差も3まで縮まりました。
2位まで意識出来ると、野球を見る楽しさもより増えますね(笑)