6/24 vsロッテ 見せつけた筈が見せつけられて・・・
ロ 010 006 000 7
西 201 020 100 6
「4点差で諦めてくれるのは楽天とオリックスだけ」
・高橋光成投手
5回2/3 112球
9安打6四死球2三振
7失点
ストレート 70球 (63%)
スライダー 24球 (21%)
フォーク 18球 (16%)
今日のフォークボールは打者が全然手を出そうと思わない程のハッキリしたボール球が多く、フォークボールで奪った空振りなし。
それ故にフォーク18球のうちストライクに寄与したのは5球だけで、割合として7割超がボール。
雨で足元が緩かった所為もあるのでしょうけど、フォークが使えなかったことで結果ストレート割合が63%という異常さで、イメージとしては殆どストレートばかり。
でもそれで6回2死まで1失点ですから、ストレートとスライダーだけでそこまでよく抑えたと思います。
しかしそこから打者6人に4安打2四球で一気の崩落。
現状では概ね100球が限界の高橋光成投手ですが、今日は凱旋登板でより力も入り、雨で条件も悪く、そこにこれでもかのストレート過多。
同じ球数でも普段よりも消耗度合いの高い投球内容だったでしょう。
威力のあるストレートを3回りずっと見てきたロッテ打線が4回り目に入って、その肝心の威力が落ちればどうなるか・・・
反省点は無駄な四球、それも6回に限界を迎えて出した2つの四球以上に、5回までに出した2つの四球。
それは2回に打率2割4分台の高濱選手に与えたものと、4回の先頭打者だった打率2割2分台の清田選手に与えたもの。
これで球数が嵩んであと1アウトが取れませんでした。
・何故?
初回18球のうちスライダー3球、フォーク1球。
何と83%がストレート。
この時点でフォークは1球だけで、今日のフォークは使えない判定はまだ出来ない筈です。
そして2回先頭打者、打率3割1分台の鈴木選手にストレート(ボール)、ストレート(ボール)から更にストレートを求めてストライクを取りに行ったところを被弾。
そりゃ打たれますよ。
・継投
6回は継投のチャンスは何度もありました。
2死から連打を浴びて3点差に詰め寄られた場面。
更にヒットを浴びて(3連打)2点差に詰め寄られ、高濱選手と角中選手の左打者2人を迎える場面。
高濱選手に四球を与えて球数が100球を超えた場面。
角中選手にタイムリー(四球挟んで4連打)を打たれて1点差とされて4番デスパイネ選手を迎えた場面。
しかし実際に代えたのはデスパイネ選手に四球を与えてからようやく。
ここまで引っ張ったのは高橋光成投手の状態と傾向を何ら把握していないからか、6回を投げ切らせて綺麗にお立ち台に立たせたかった温情か・・・
・武隈投手
デスパイネ選手に四球を与えてナバーロ選手のところで、ようやく高橋光成投手を諦めて武隈投手に交代。
ナバーロ選手は右投手には打率1割台で、左投手3割5分台を大きく超えます。
しかもロッテ打線は押せ押せムードで四球も許されない2死満塁。
抑えろという方が無理。
高濱選手からなら仕事した筈です。
ライオンズベンチは何を考えているのか・・・
・攻撃の形
森選手2発、メヒア選手1発、浅村選手1発。
これで5点。
ライオンズの一発攻勢をどうだとロッテに見せつけたんですが・・・
6回2死から6安打2四球を集中したロッテ打線。
これで6点。
一発攻勢のライオンズに対して逆にどうだと集中打を見せ付けられてしまいました。
ライオンズの5点の中に四球のランナーなし。
ロッテの6点の中に四球のランナー2人。
本当の差はこれ。
・7回裏
1点差に詰め寄って更に無死1、2塁で浅村選手。
サインは送りバント。
本人納得してましたかねえ・・・
しかも4回表にロッテの加藤選手がバント失敗した場面の球の転がり方を見て、雨を多く含んだ今日の群馬球場のバントは、バントに慣れている選手でも難しいものになるという判断は出来ていたのかどうか・・・
バントのサイン出すより、前の打席でホームランを打っていて打ち気に早る浅村選手に一言「強引には行くなよ」とアドバイスした方が結果進塁打かそれ以上の結果は出たのでは?
ライオンズベンチは何を考えているのか・・・(2度目)
勝てる筈の試合をまた落として、ロッテと7ゲーム差になるところが9ゲーム差に。
こういう試合はブログ書くの辛いです。