7/2 vs楽天 自分で考えようよ
西 030 000 002 5
楽 004 003 00× 7
「誰に指示されるより自分で考えた方が納得いくでしょ?」
・野上投手
4回2/3
6安打3四球2三振
4失点
一部選手にはオールチェンジアップなどの配球もありましたが、追い込むまでは変化球を多めにして、追い込んでからはストレート勝負が基本的な組み立て。
5回2死での降板ながら実際に失点したのは3回のみ・・・も、その3回、浅村選手のエラーが絡んだとは言え一挙4失点は幾ら何でも多すぎです。
1死2塁から浅村選手のエラーで1死1、3塁。
迎えるは楽天の2、3、4番打者。
リードは3点。
1点は仕方ない、2点までは許容する・・・自分の調子、相手打者の顔ぶれ、相性、調子、相手投手の調子と自軍の打線から何点勝負になりそうか等々の材料から妥協点を探りつつ、ここからどうやってあとアウト2つを取るか。
本当はその指示をするのはライオンズベンチの仕事ですが、ライオンズベンチにはその能力がないので、野上投手と岡田捕手は自分で考えなくてはいけません。
2番藤田選手にタイムリー、3番島内選手がセンターフライで2点差になって2死1、3塁。
そこからウィーラー選手にはインコースに要求したチェンジアップがど真ん中に入って逆転スリーラン。
見ている側にはただ単に目の前の打者と漠然と勝負しているようにしか見えませんでした。
少なくともウィーラー選手にはそんなに馬鹿正直に勝負すべきだったのか?
次の銀次選手と2人でアウト1つを取る考え方はなかったのか?
勿論ウィーラー選手を歩かせれば満塁になって同点ランナーが2塁に行く事になりますが、前の打席でチェンジアップにもカットボールにも対応されて最後はストレートを2塁打されたウィーラー選手と、ド真ん中のチェンジアップをライトフライだった打率2割3分の銀次選手。
どちらと勝負すべきだったのか?
それを考えた上でウィーラー選手勝負を選択した結果なら仕方ないとも言えますが、そこまで勝負かかったような覚悟のある1球目の入り方には到底見えませんでした。
ただ良い球を投げるのではなく、下手に新しい変化球習得に手を出すのではなく、考える癖をつける事が自分の投球を広げる事に繋がることを知ってほしいですね。
・小石投手
四球でランナーためては捕手の構えより内に入れてしまってタイムリーを浴びました。
何処投げても殆ど打てないオコエ選手への四球は勿体無かったです。
・今日の4番打者
第1打席 外角のスライダーをレフトフライ
第2打席 真ん中高めのシュートをセンターフライ
第3打席 外角のストレートをライトフライ
第4打席 死球
ホームランボールの打ち損じに当てただけの打撃・・・
昨日、明日は打ってくれるとか言っていた監督さんに恥をかかせてしまった・・・なんて意識は欠片もないですよね。
・特別待遇が秋山選手さえも変える
1点を追いかける5回1死1、3塁のチャンス。
秋山選手はボールゾーンからボールゾーンへの落ちるカットボールに空振り三振。
秋山選手がこんな球に手を出すとは・・・
3番打者としての責任感もあるんでしょうが、繋げば後ろが決めてくれるとは露ほども思っていない故のバッティングに見えます。
秋山選手自身の調子も良くはないのですが、特別待遇がチームを壊してる良い例ですね。
何時だったか西口投手にもう特別待遇はしないと言い放った渡辺監督も、そこから2軍でも腐らずに必死に腕を振って復活を遂げた西口投手も凄かったと言うべきでしょうか?
2軍で3割打ったら1軍に戻してやると言える監督と、そんな低くて良いんですかと言って真摯に調整する4番打者であったら・・・少なくとも今頃ロッテ・日本ハムくらいの位置にはいるチームの筈なんですけどね。
・森選手
怪我とかじゃないんですよね?
とすると、余程田辺監督は森選手が嫌いなのか・・・
チームが勝つ為の采配も出来ず、チームの将来の為の采配も出来ず・・・
3、4番が機能しない中で5得点は取った方かもしれませんが、3ラン被弾と四球連発からの失点が大き過ぎました。
これで今シーズン最多の借金10で5位転落。
一週間前の今日はまだ希望を持っていたなんて、信じられないですね。