ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

7/3 vs楽天 お願いだから森選手を使って下さい

西 000 030 001 4

楽 300 000 000 3


「試合内容や試合結果に抱く感情より、森選手を使って欲しい気持ちが一番強く残りました」


・多和田投手

4回81球

5安打2四球3三振

3失点


立ち上がりから球が浮き気味。

相変わらずストレートのシュート回転がキツく、ボール先行からストライクを取りに行ったところを打たれる。

ピンチでも淡々と投げてギアも上がらない。

毎週この繰り返し。


このまま来週も投げさせたところで何も変わらないでしょう。

一旦抹消してしっかり休養した後に再調整させましょう。



・武隈投手

7回のピンチを凌ぎ、続いて8回も無失点。

ストレートが走って、チェンジアップも強く腕を振って投げられていてナイスピッチング!


一人2イニングはもう当たり前で、これをこなさないと「勝ちパターンで使える」認定はして貰えないのがライオンズです。



・5回表

エラー出塁、四球で無死1、2塁。

秋山選手がセンター前へタイムリー

中村選手もセンター前へタイムリー


続く浅村バントできずもセカンドゴロの進塁打はお見事の一言!

これが渡辺直選手の同点犠牲フライを呼びました。


素晴らしい攻撃!


こんな意識を皆が常に持ち続けていたらライオンズはこんな順位にいないのに・・・



・9回表

楽天は1点を絶対に防がなければならない場面で、何故か前進守備を敷かず。


これにより中村選手のドン詰まりのアタリがタイムリーになりました。


頭越されたらもう仕方ない、の割り切りが必要な場面で2点目は防ごうのシフトは理解不能です。


勝負所が分かんない楽天さんもやっぱりBクラスのチームですね。


あまり長くご一緒はしたくないのですが、そうもいかなそうで(汗)



・キャンプでしてきたこと

多分キャンプではライオンズも他球団同様に一通りの事はやってきているのでしょう。


しかし、どこかの解説者が今年のライオンズを最下位予想していて、その根拠に12球団で一番練習してないことを挙げていましたが、おそらくは一番と練習してないの間に「真剣に」という言葉が入るのだと思います。


真剣さも緊張感もない練習はどれだけ量が多かろうが、本番の公式戦では何の役にも立たない。


初回2死1塁からの2塁打で1塁走者が一気にホームを狙う場面、中継プレーが普通に出来ればホームは際どいタイミングになる・・・筈が間に入った野手がボールをこぼしていてホームまで返球されない。


2死1、3塁からのディレードスチールでセカンドカバーが遅れて、捕手もタイミング的に間に合わないのにセオリー通りセカンドベース上に投げてしまって3塁走者がホームイン。


西武の営業的にはNHKで全国放送される日にこんな「どこの夏の甲子園予選大会ですか?」という試合を見せてしまっていいんでしょうか?


最終的に勝ったから終わり良ければ全て良しなのかな・・・




・今日の相手先発投手

正直言って楽天の戸村投手はストレートも早くないし、せいぜいシュートを投げる程度の特徴的な変化球があるわけでもない、Bクラスチームのローテの谷間投手。


今日の試合が始まる前の時点で、今シーズン1勝5敗 防御率4.85


そして今日は抜け球も多くストライクとボールがハッキリしていながらも、得点は打順3回り目の5回まで待たなければなりませんでした。


勝って良し、で終わらずに、もっと早くに点を取っていればもっと楽に勝てた試合と捉えて欲しいです。


特に2回の先頭打者・浅村選手が出塁したにも関わらずまったく進塁させられなかった場面や、4回1死満塁から永江選手に狙い球を絞るアドバイスが出来なかった場面・・・ってライオンズベンチにそれは無理か・・・



・7回表

中村選手は「ホームラン狙ってます」のスイング。

この回の先頭打者なのに出塁第一の考えなど皆無。


それに続く浅村選手も当然先輩の背中に習って大振り。


5回表にあれだけ素晴らしい攻撃が出来たのに・・・


今日はBクラスの常連さん相手だから3-3の同点から1点勝ち越しただけで試合に勝ちましたが、Aクラスチームが相手なら点差は何点あっても多すぎることはない意識で貧欲に次の1点を取りに行かないと、隙を見せてきたらすぐにひっくり返されます。


しかし今日勝ったことで、しかも形の上では中村選手の決勝タイムリーで勝ったことで、7回の打撃など誰も覚えていないでしょう。


これを許している間・・・というか、これを注意出来ない間は、ライオンズがチームとして強くなる事はないんでしょうね。