ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

もう投手陣の無理使いはやめましょう

交流戦明けからオールスターまでの18試合は非常に重要!


なんてブログを先週書きましたが、蓋を開ければ半分消化して2勝7敗。


日本ハムとの初戦では打線が7得点しながらエースが8失点の大逆転負けで、今シーズン終了を知らせる花火が華々しく打ち上がったわけですから、もう無理をする必要はどこにもないでしょう。


まずは、現状でいつ頃復帰できるかは分かりませんが、牧田投手の中継ぎ起用は即刻やめましょう。


牧田投手はここまで25試合登板のうち、2イニング以上投げたのが半分以上の13試合。

所謂回マタギが14試合。

2連投での合計投球回数が4イニング以上になること3回。


ここに登板がなくても肩を作らざるを得ない、中継ぎ故の準備による負荷増大が加わって、今回の膝痛を招いたのは間違いないところです。


そう言えば中盤で5点リードされて、準備できている投手が他にないからと牧田投手を登板させた試合もありましたね(呆)


既に31歳。


そろそろ、これまで以上に事前のアップにも事後のクールダウンにも日頃の体のケアにも神経と時間を使わなくてはいけない年齢で、こんな無理が何時までも続かないのは今回の故障で明らかでしょう。


復帰してもまた同じ使い方では、怪我の再発を引き起こして重症化してしまう可能性もあります。


昨年はまさかのダウン査定、今年は中継ぎの無理使い・・・・・来季もしかしたらポスティングによるメジャー移籍を希望したりするかもしれませんが・・・・・残ってくれたら来季もやはり大きな戦力です。


今シーズンはもう何が何でも勝たなければいけない試合などないのですから、復帰したら先発起用に戻して欲しいです。




そしてその先発投手陣。


今後は中5日なんてまったく必要ないので、中6日で回しながらローテーション投手に順番に休み(1回飛ばし)を与えて酷使を避けましょう。


酷暑の西武プリンスドーム(しかも今年の夏は暑いらしい)を考えると、長くても4週投げたら1回登板を飛ばすくらいでいいんじゃないでしょうか。


その飛ばした日には2軍の投手をどんどん投げさせて経験を積ませましょう。


復帰時期未定の菊池投手と牧田投手も含めると、先発投手も名前だけなら岸、菊池、牧田、高橋光成、ポーリーノ、野上、多和田と上がりますし、2軍にも佐野、佐藤勇、郭、玉村・・・といった辺りの候補がいます。


このうち上位5人を中6日で回して、週の残り1日と5人のお休み日を5人に入れなかった投手に順番に「チャレンジデー」として登板機会を与えて欲しいです。


中継ぎはそろそろ岡本篤投手、岡本洋投手が充てられますので、十亀投手は一旦抹消して再調整させても良いと思います。


そして再調整した後にチャレンジデーから上位5人枠を狙ってもらう。


上位5人も結果が出ないなら5人から外れてもらってチャレンジデー参加者の一人となり、空いた5人枠にはチャレンジデーで内容の良かった投手が繰り上がる。


この形なら1軍投手が疲労困憊に陥ることもないし、2軍の投手にもチャンスが与えられるし、個々の投手間に競争意識の芽生えも期待できます。


勿論チャレンジデーには試合開始早々から大炎上なんて日も出てくるでしょうが、特にライオンズでは順位が関係なくなった今でしかこんな事は出来ないのですから、積極的にやって欲しいと思います。






・・・と、





ライオンズの投手コーチは目の前の10日間しか見えないので、牧田投手が復帰したら多分また中継ぎでしょうし、チャレンジデーなんかが出来ることはないでしょうし、選手は疲労困憊になるまで使われ続けるであろうことも知りつつ、こんな空想をしてみました。


めでたしめでたくもなし。