ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/4 vsソフトバンク ストレートストレートストレートストレートストレート・・・

ソ 011 030 101 7

西 100 200 010 4



「12安打、10四死球で7点しか取れないなんて、ソフトバンクさん不調ですね」



・多和田投手

中6日 4回0/3 85球

6安打 7四球 0三振

5失点


ストレート 51球 (60%)

スライダー 29球 (34%)

フォーク 3球 (4%)

カーブ2球 (2%)


四球と三振の数を見れば今日の投球内容は推して知るべしと言ったところで、ストレートがシュート回転して変化球が抜け球になる傾向は相変わらず。


投球フォームの根本が変わってないので当たり前ですね。


加えて捕手のサインの意図を理解してないので、インコースにストレートのサインが出たら単にインコース狙ってストレートを思い切り投げているだけ。


だから球に気持ちが入らない、ピンチになってもギアが変わらない。


更に間合いなんか考えずにワンペースで投げ続けるので打者もタイミング取り易い。


投球フォームの修正だけでなく、考えて投げる習慣を身につけないと大成しませんよ。



・配球割合

ストレート過多もいいところ。


4回1死から急にスライダー一辺倒な配球に変えてようやく割合が60%まで下がりましたが、そこ(4回1死)まで57球のうち40球がストレート。

割合にして70%の異常。


2回表は先頭打者からずっとストレートを続け、2死から四球とヒット2本打たれて1点を失うまで延々ストレート。


3回表はもう間違いなくソフトバンクベンチからストレート狙いの指示が出ていた中で、1死から3番柳田選手の初球にフォークを投げてから7球連続ストレートを続けて3連打。


4番内川選手と5番松田選手は初球ストレートを狙い打たれてのもの。


前回登板の好投を支えたフォークはトータルでたったの3球。


ここまでストレートに拘った理由は何?


岡田捕手は極端なのが攻めだと勘違いしてませんかねえ。。。



・だらだら失点

武隈投手が、大石投手が、増田投手が。


状況的に無死満塁を引き継いだ武隈投手は仕方なかったですし、大石投手もライトが専門職なら秋山選手の邪魔はせずに3塁打は(つまり失点は)なかったかもしれませんし・・・


増田投手は、えーと、何か庇う材料あったかなあ?



・森選手

ライトへレフトへ2発。

レフトスタンドへ放り込める左打者。

打者一本に集中させたらどれだけ打てるんでしょう?

長所を徹底的に伸ばしましょうよ。



・山川選手

4番打者。

3回裏のチャンスでの打席が残念でしたが、森選手が目の前で2発打っても強引にならずにセンター前とライト前の2安打と素晴らしかったです。


ただ、チャンスではもっと球種なりコースなり、狙いを絞らないとなかなか結果に繋がりませんので、打席に立っていない時間を投手の特徴や配球傾向を読む時間に使って欲しいですね。



・1番2番

1番金子選手は出塁なし。

2番秋山選手も出塁なし。


これでは得点が増えません。


せめて森選手のホームランをツーランに出来ていたら・・・


尚、この3連戦は金子選手、秋山選手の1番2番を固定して戦いましたが、3連戦トータルで出塁は昨日の金子選手の3出塁のみ。


これでは勝てません。




借金20で最下位転落。

まぁ時間の問題でした。

オリックスさん、シーズン終盤まで熾烈な争いしましょうね。