ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/5 vs楽天 あと3つは最低限です

西 062 000 020 10

楽 100 001 002 4



「来年はソフトバンク戦にも投げて下さい」



・菊地投手

6回 86球

4安打 1四球 6三振

2失点


ストレート 42球 (49 %)

スライダー 30球 (35%)

カーブ 11球 (13%)

チェンジアップ 3球 (3%)


復帰登板。

今日の主審は序盤やたらとストライクゾーンが狭かったですが、その狭すぎるストライクゾーンに苦しんだ楽天先発・美馬投手とは対照的な結果になったのは、菊地投手には美馬投手を大きく上回る球威と緩急があるが故。


今シーズンの象徴110キロ台のカーブでストライクが奪えて、自慢の150キロ前後のストレート比率をここまで下げられれば不安は何もないでしょう。


勿論2回で早くも大量点に守られる展開になり、5番8番9番に明確な穴がある楽天打線にも助けられて余裕を持って投げられたのも大きかったです。


欲を言えば、この点差ですからチェンジアップとかフォークとか、もっと色々試してもよかったのでは?


これで7勝目。

あと3つは最低限ですよ。




・野上投手

3回64球


しかしこういう使い方本当に好きですね。

普通に考えれば64球も投げさせては明日明後日はもう使えません。

ライオンズベンチは普通じゃないですけど。


野上投手自身は毎回ランナーを背負い、9回には2点を献上して明日に繋がる攻撃をされてしまいました。


立ち上がりの1イニングはストレートが140キロを越えていましたが、2イニング目に入ると140になかなか届かなくなり・・・


エンジンのかかりは早い方なので中継ぎ適性はあると思うんですが、でもこの内容だとやはり先発でのらりくらりやってる方が「まし」なのかなぁと思わされます。



・打線

2回に7安打を集中させて一挙6得点。


しかし、大きかったのは先頭打者・浅村選手が出塁した後に栗山選手の当たりをエラー(判定ヒット)してくれたこと。


これがなければ取れてせいぜい1〜2点で、全然違う試合展開だったかもしれません。

その意味ではラッキーでした。


これがBクラスの試合と言えば試合なんでしょうけど(汗


それに審判の狭すぎるストライクゾーンも結果的にはライオンズに味方しました。


ストレートとカーブでせいぜい20キロ程度しか緩急が付けらず(菊地投手は30〜35キロ)、ストレートも菊地投手ほどの球威がない美馬投手はこれにかなり苦しんで、ストライクを欲しがって甘く入る球も多かったです。



・1番2番

ソフトバンク戦で沈黙した1番金子選手と2番秋山選手がともに3安打。

そして二人で合計7打点。

チャンスメーカーにもポイントゲッターにもなって文句なしです。


来シーズンはこの形で行くのでしょうか?

願わくば金子選手は出塁率を4割近くまで上げて欲しいですね。




勝って嬉しいというよりも「やれやれ一つ勝てたか」という感想になってしまうのは、勝つ事にそこまで強く渇望しなくなった消化試合だからでしょうか?


今日は圧勝ながらも最後は嫌な終わり方。

則本投手先発の明日が微妙ですが、明日明後日で一つ勝って久々のカード勝ち越しはしておきましょう。


じゃないと来週はまた日本ハム戦ですし。