あと3年
今シーズンの菊地投手はカーブをマスターしてストレートで押すだけの投球からの脱皮を果たし、おそらく初の二桁勝利を達成するでしょう。(しないと困ります)
これに現在殆ど投げていない左打者へのチェンジアップが投げられるようになり、力の抜きどころを覚えればシーズン15勝も十分に狙える投手になると思います。
来シーズン以降はエースの前に付く、「左の」という枕詞が取れるかもしれません。
ようやく、ようやく素質開花です。
結婚したり、子供が生まれると覚悟が変わっていいですね。
今、ライオンズの若手は結婚ラッシュなので、みんなどんどん結婚してどんどん子供作って欲しいです。(浅村選手はやく結婚しないかなぁ)
ところが、そんな菊地投手の「ライオンズ」での賞味期限は実はそんなに長くありません。
菊地投手の結婚相手はワールドスポーツMLBのキャスター深津さん。
もたもとがメジャー志向の菊地投手の海外FA権取得は順調なら2020年オフ。
資金難のライオンズが海外FA権の行使まで待つとは思えず、その1年前にポスティングで高値売却という流れが可能性として高そうです。
となると菊地投手がライオンズでプレーするのは最も短いと2017年〜2019年シーズンのたった3シーズンのみ。
短絡的にはこの3年のうちに優勝しておかないと・・・という発想をしてしまいます。
実際来シーズンからの3シーズン後に起こることは?
現在のライオンズの主力投手のうち、岸投手と牧田投手投手は30台半ば。
年齢的にパフォーマンスの低下は避けられないと思います。
と言うか、そもそも牧田投手はFA流出の可能性が高いです。
牧田投手は今の使われ方を割り切ってはいますが、納得しているかどうか?
少なくとも希望するものとは違うでしょう。
そして昨年はあれだけの貢献がありながら非情のダウン提示。
牧田投手のFA権取得は順調なら来シーズンオフで海外FA権は2019年オフ。
年齢的に2019年まで待つとは思えず、国内FAが前提か、或いはポスティングによるメジャー移籍を希望するか・・・
何れにせよ、余程待遇面と来シーズンの起用に納得感がないと来シーズンオフのFA権行使の可能性は高いかと想像します。
再来年は西口監督だから支えてくれとなれば残ったくれますかね(汗)
それ以外にも野上投手や十亀投手、増田投手が3年後にはFA権を取得します。
この3人はFAをどう考えているかイマイチ想像つきませんけど。
一方3年後のプラス材料と言うか、これはもう希望的観測になりますが、髙橋光成投手と多和田投手が本格化して、、、くれないと本当に困ります。
まぁ今現在これでもかと必要のない酷使をしていますので、これが影響して3年後とかの大きな怪我に繋がる心配も大きいんですが・・・
この二人以外にも若手の台頭が強く望まれます。
それに加えて補強でどれだけカバー出来るか?
勿論高卒1年目から16勝する松坂投手のような、
或いは大卒2年目から16勝する西口投手のような、はたまた高卒3年目から17勝する涌井投手のような、そんなスーパーエースが加入すれば主力の流出やパフォーマンス低下も十分にカバー出来るのでしょう。
でもそんな宝くじの1等をアテにして待つことは出来ないので、現時点で3年後を想像すると、投手陣に関してはどうしてもプラスよりもマイナス面の方が大きく感じてしまいます。
菊地投手がライオンズに在籍する「あと3年」というのは、今後ライオンズを応援する上で、一つの区切りと言えるかもしれません。
あと3年・・・
出来れば有能な首脳陣の元で戦いたいですが・・・