オ 002 010 000 3

西 101 004 02× 8

「限界負担の行方？」

・菊地投手

中6日 7回 106球

8安打 4四死球 3三振

3失点

ストレート 62球 (59%)

スライダー 30球 (28%)

カーブ 12球 (12%)

チェンジアップ 2球 (2%)

序盤3回までは殆どストレートでしかストライク取れず。

3回の被弾も変化球でカウントが取れない状況から、ストレートでストライクを取りに来るのを狙われてのものだったと思います。

しかし4回から修正してスライダーでもカーブでもカウントが稼げるようになってようやく落ち着きました。

もし修正が効かずに3回までのままだったなら、多分7回まで持たなかったのでは？

具体的に4回から何を変えたのか今一つ掴めませんでしたが、この修正によって何とか悪いなりに纏めるピッチングに繋がったと思います。

前回よりストレート割合が10%も増えたところに今日の変化球の不調が表れていますが、ある程度変化球を修正してきた後はストレートを狙われる中でも力負けはしませんでしたし、4回以降はスライダーのボール球を6つも振らせて打線の援護を待つ展開としたことで8勝目。

二桁まであと2つ！

・秋山選手

1番金子選手が5打数ノーヒットだったのに対して、4打数4安打1四球の全打席出塁で金子選手の分までカバーしました。

松葉投手に対しては過去2年で12打数1安打でしたが、今日は2安打1四球で完全攻略！

チャンスメーカーとして中軸に繋ぎ、タイムリーも放ち、まさに大活躍。

昨日の2安打から雰囲気が良くなって来ましたし、打率も再び3割に乗せてきました。

少なくとも3割はキープして今シーズンを終えましょう。

・森選手

3安打猛打賞。

6回は4回1死1、3塁からゲッツーに打ち取られた球とまったく同じ外角スライダーを狙って仕留めて勝ち越しタイムリー！

お見事でした！

・打線

序盤はチグハグな攻撃が目立ちましたが、結果的には2、3、4、5、6番打者にタイムリーが出て、ダメ押し点まで挙げました。

まぁオリックス投手陣から四球8つも貰って、その半分が下位打線なんですから、ある意味これくらいは取れて当たり前なんですが、でもこういうの久しぶりですね！

・オリックスのモレル選手

この選手もライオンズだけが打たれまくってます。

ライオンズに対しては42打数16安打 打率.381

ライオンズ以外の他球団には最高でもロッテに.246なのに。

今日も2安打されてシーズン序盤ならともかくデータも出揃って、他球団はみんな抑えているのにライオンズだけが打たれまくるのは何なのか？

(菊地投手は特に相性最悪なので仕方ないのかもしれませんが)

まぁでも今日の第4打席でようやくモレル選手の苦手インローに全球スライダーを集めて狙い通りのゲッツー。

これで少し変わるかどうか・・・

・オリックスベンチ

初回からふらふらヘロヘロの松葉投手を引っ張りに引っ張りました。

分厚い温情采配でも理解できるのは5回までで、少なくとも6回の先頭呉選手への四球でもう諦めるべきでしたが、その後炭谷選手にも四球を出してもまだ続投させ、結局秋山・森選手の連打まで引っ張りました。

先週のライオンズ・髙橋光成投手もそうですが、素質のある若手にとにかく限界まで投げさせることが素質開花に繋がるんでしょうか？

ソフトバンクの工藤監督も武田投手などに重めの負担をあえてかけてますが、ちょっと次元が違います。

この辺りは実際何を狙ってのものなのか僕にはよく分かりませんけど、ともかく今日は中継ぎ勝負の前に勝負を決めさせてくれてありがとうございました(笑)

これで2カード連続でカード初戦勝利！

いい形です。

明日明後日のうち一つを取って2カード連続の勝ち越しを決めましょう！