8/13 vsオリックス 大差でも紙一重・・・でもやっぱり勝てなかった試合
オ 000 006 021 9
西 010 000 000 1
「何か工夫しましょうよ、仮にまったくの的外れでも何もしないよりは遥かにマシだから」
・十亀投手
中6日 5回2/3 92球
6安打 1四球 4三振
5失点
ストレート 39球 (42%)
スライダー 29球 (32%)
カーブ 17球 (19%)
シュート 4球 (4%)
フォーク 2球 (2%)
シンカー 1球 (1%)
初回はストレートのMAX145キロ。
序盤は前回登板より少しストレートに球威があったこともあり、先発マスクの炭谷捕手は前回バッテリーを組んだ岡田捕手が「ストレートの球威なし→投げさせない(ストレート割合35%)」選択をしたのと反対にストレートを多投・・・というか標準的な割合に戻して2回までの29球のうち半分以上の15球がストレート。
ここから変化球割合を増やしていって(でもシュートは殆ど使わない)、ストレートの球威が落ちていく中でもストレートを早く見せるオーソドックスな普通の(本来の)配球に戻してきました。
このストレートと配球に加えて序盤はスライダーをコーナーに決められたことで5回無失点。
しかし実際は4回のオリックス打線2順目入った辺りから130キロ台のストレートが増えてきて、5回は無失点ながら大飛球2つとツーべースを打たれていて兆候は出ていました。
そして6回はオリックス打線も3順目となって今日の配球にも目が慣れ、そこにストレートの球威が落ちればもうボールの変化球に手を出して貰えなくなり・・・
5回の中島選手の大飛球はライト森選手の守備範囲に飛びましたが、6回はフェンス直撃まで持って行かれた辺りに回を追う毎に落ちた球威が表されていたと言うのは安直すぎでしょうか?
兆候は出ていたんだから6回からスパッと・・・
数字の上では5回を3安打無四球無失点で71球と文句なし。6回のオリックス打線は9番の打率0割台の小田選手から始まる事も鑑みれば、少なくともあと1イニング・・・
結果的には正解は前者でしたが、継投は難しいです。
惜しむらくは6回2死2、3塁でT-岡田選手を追い込んでから、最後の力を振り絞って勝負に行った渾身のインコースストレートをデッドボールにしてしまったこと。
もしあれを決められていたら・・・点差は大差でしたが、勝負は実は紙一重だったと認識してます。
まぁでも打線がアレじゃ結局勝てなかったでしょうけど。
・野田投手
ストレートがみんな130キロ台。
それを真ん中高めに投げれば最近8試合で24打数1安打の若月選手にもタイムリーを打たれます。
そろそろお疲れの調子落ち。
・野上投手
彼の性格上、この展開ではモチベーションが、なんてタイプじゃありません。
と、擁護する内容がそれしかないのが現状です。
・浅村選手
2回の第1打席で先制ソロホームランは初球外角高めストレート。
もうこれはオリックス若月捕手が勉強不足と言うか不注意と言うか、大抵初球ストレート狙いの浅村選手に対して、初球にストライクゾーンのストレートを投げさせてはこうなります。
こんなおいしい思いをさせるから浅村選手の悪癖がいつまで経っても治らないのです(苦情)
そして次の第2打席はもうストレートでは入ってこないでしょの変化球待ちは初球の探りカーブでバレて、逆にど真ん中ストレートに手が出ず。
ホームランは勿論ナイスバッティングですが、これじゃ何も変わってないですね。。。
・打線
今日もディクソン投手に手も足も出ず。
今日も何の対策もなし。
今日も各打者がバラバラの狙い球をバラバラに打って、ボール球にも幾つ手を出しましたかねえ(←途中で数えるのやめた人)。
球数を投げさせる意識もなく、カーブを徹底して狙い打ちするとか、或いは一切手を出さないとかもなく、今シーズンも苦手投手に何の対策も工夫もなく苦手のまま終わるのでしょう。
明日はチームとして勝つためには勿論、何とか髙橋光成投手に勝ちを付けるためにも打線の援護が必要です。
明日のオリックス先発・山﨑福投手は7/31の対戦で2番手として登板してきて3回2/3をノーヒットに抑えられています。
チームとして、組織として、対策を見せて下さい。