ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

どうしてライオンズだけ打たれているんですか?

うーむ、表示がうまくいかずに消したり書いたりですみません(大滝汗)



と、とりあえず、前回の日記はある種ネタですが(笑)、今回は以前から思っていたことです。


ソフトバンクの松田選手というと十亀投手に限らず、

ライオンズ投手陣は全般によく打たれているイメージしかありません。

しかし他球団はどうなんでしょうか?

ライオンズ同様に打たれているのでしょうか?

気になったので各球団毎の対戦成績を調べてみました。

まずは松田選手自身の成績です


       2015年 2014年

シーズン打率 .287 .301

シーズン出塁率 .357 .341


次に各球団毎の打率と出塁率です。


球団毎打率 

前年比 2015年 2014年

L +.014 .352 .338

F -.067 .248 .315

M -.098 .235 .333

E -.147 .250 .397

B +.133 .341 .208


球団毎出塁率

前年比 2015年 2014年

L +.067 .432 .365

F -.063 .309 .372

M -.013 .343 .356

E -.122 .290 .412

B +.070 .376 .306



松田選手の打率は2014年の3割1厘がキャリアハイで、この年はパリーグ5球団のうち4球団に対して3割以上の高打率を残しました。


ただ、オリックスに対してのみ2割8厘。


これはオリックスだけが特別な対策を取っていたから


・・・ではなく、要因はこの年におけるオリックス投手陣の異様なまでの好調さ故と思われます。


何故ならば翌2015年は逆によく打たれて、松田選手の対戦打率は1割3分以上も跳ね上がっています。

ここから2014年に特別な対策を取っていたわけでもなく、また2014年の打率2割の結果を受けて、オリックスにとってはことさら新しい対策を練る必要もなかった打者であったため、投手陣に前年の反動が出て不調に陥った影響がそのまま結果に反映されたことが窺えるからです。



一方、2014年に松田選手に打ち込まれた各球団はシーズンオフの間に当然対策を練ったことでしょう。その結果は2015年にはっきりと現れました。


各球団とも打率を2割5分以下にまで低減させ、決して四死球で逃げまくったわけでもないことが出塁率の低下からも窺えます。

 

 

あれ? 

 

 

なんか1球団だけ2014年よりさらに輪をかけてカモにされてる・・・



そう、我らがライオンズです。

 

 

2015年は2014年対比で、打率は1分4厘高い3割5分2厘、出塁率は6分7厘高い4割3分2厘。


松田選手により打たれ、さらに四球で逃げまくったわけですね(呆


唯一、何の対策もとっていないライオンズ・・・


・・・長くなってきたので続きはまた次回。