ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/19 vsロッテ 絶好調ライオンズ

ロ 000 210 000 3

西 300 101 000 5


「4連勝!」


・菊池投手

中6日 7回 129球

4安打 4四球 5三振

3失点


ストレート 68球 (53%)

スライダー 42球 (33%)

カーブ 18球 (14%)

チェンジアップ 1球 (1%未満)


5回までに99球。

このうちカーブはたった9球、スライダーに至っては1球のみ。

投げた球のうち90%(つまり殆ど)がストレートとスライダー。


これは勝てる投手になった今年5月以降の菊池投手ではなく、4月までの勝てない菊池投手の姿で、当然窮屈なピッチングになって球数も嵩みました。


そして6回からはカーブを多投しはじめて、6、7回の2イニングで30球のうちカーブが9球(30%)


何でこんなに極端なことしなきゃならないんですかねえ?


今日なんかは初回から3点のリードを貰って余裕を持って投げられる環境にあり、ストレートのコントロールはやや悪かったものの、スライダーで8つも空振りを奪えていて決して調子は悪くなく、もっと緩急を付けておけばもっと楽にアウトが稼げた筈なのに。


勿論7回3失点なら先発投手として仕事はしたと言えますが、このレベルでガッツポーズしている場合じゃありません。


楽に勝てる試合は楽に勝つ、特に菊池投手のような力投型は1試合あたりの負担をなるべく減らす事が怪我の防止とシーズン通した活躍につながります。


それを実現する為にはもう少し相手打者の弱点は勿論、自分の活かし方を自らもっとよく理解して、配球を自分で組み立てることを知って欲しいです。炭谷捕手のサインが常に正しいわけじゃありません。



ということで二桁勝利に王手ですが、次はもっと褒めさせて下さい(汗)


尚、復帰してから殆どチェンジアップを投げられていません。


菊池投手の次の課題はこれで、カーブという武器ができた今、チェンジアップは大してストライクが取れなくても投げられるだけでも大分違います。


まぁでもそこまで求めるのはまだ早いのかなぁ・・・



・勝ちパターン継投

最近9試合で6試合目。


当然チームの勝ちも増える理想的な展開です。


8、9回を任せる投手に牧田投手と増田投手に武隈投手を加え(7月以外は・笑)られると負担が分散されてより良いのですが、その為には7回に出せる投手が必要になります。


大石投手とかポーリーノ投手がそうなってくれたら良いのですが・・・




・4発!

これぞライオンズ野球!


特に大きかったのが初回に中村選手にツーランが出た事です。


秋山選手の先頭打者ホームランだけで終わってしまったらこんなに楽な展開にならなかったところで、本当に価値のあるホームランでした。


2軍でちゃんと状態を上げた上で一軍復帰して、一発狙って大振りした結果のホームランではなく、コンパクトに振って2塁ランナーをホームに返そうの意識での一打。


順序ってそういうことですよね!中村選手!ね、田辺監督♫



・山川選手

2打席連続ホームラン!

これでプロ通算16安打で、うち半分がホームランという凄さ。


甘い球をミスショットせずに捉えられています。


しかし俯瞰して見ると、秋山、栗山、浅村、メヒア、中村、森の各選手がそれなりの状態で並べばそりゃあ強力ですし、ここに山川選手が加わったら相手投手は息が抜けません。


そして更に呉選手が一本立ちしたら・・・夢は広がります(妄想)




ソフトバンク武田投手に続いて、ロッテ石川投手にも負けをつけて、いよいよ絶好調。


明日の十亀投手も続くと連勝はかなり伸びる・・・かも(笑