ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

8/20 vsロッテ 何でこんな強いチームが5位なんですか?

ロ 000 103 000 4

西 201 203 20× 10



「おしえて〜おじいさん(田辺監督)

おしえて〜おじいさん(潮崎コーチ)」



・十亀投手

中6日 5回 89球

4安打 4四死球 2三振

1失点


ストレート 35球 (39%)

スライダー 32球 (36%)

カーブ 15球 (17%)

シュート 4球 (5%)

シンカー 3球 (3%)


ストレートがみんな140キロ前半で、今シーズンのいつもの十亀投手です。


ストレートを早く見せるためにスライダーとカーブを多投して、ストレート割合が40%を割っている辺りにストレートを軸にできない(信頼できない)球威が表れてます。


球種だけは沢山投げてますが、実質はストレート、スライダー、カーブしか投球の組み立てには役立ってませんし、抜け球が多く・・・ってここまでを見ると完全に負け投手の記述(笑)


それでも勝ち投手になれたのは初回、先頭打者の岡田選手が初球のど真ん中をあっさり打ち上げてくれたことから始まって、ど真ん中の打ち損じ多数、ボールのスライダーを強引に引っ張って凡退多数、ロッテ打線のスタメンに打率2割2分台以下の打者が半分以上の5人もいるので、ピンチを作ってもちゃんと何処に投げても打たれない打者に回ってくれてと、不調のロッテ打線に助けに助けられた故。


今シーズンはもうストレートの球威が戻ることは期待してませんが、せめてもう少し抜け球を減らすくらいはしましょうよ。


十亀投手が今のライオンズ打線に投げたらどうなっちゃうんでしょうね(汗



・継投

十亀投手は5回1失点で球数89球。

もう1イニング続投で良かったでしょう?


というのは完全に結果論で、今日もまたこの内容では6回頭から交代は当然です。



・ポーリーノ投手

スライダーでもシュートでもストライクが入らずにストレートを狙われ、ロッテの低打率打者に4人連続で悉くストレートを弾き返されて1イニング投げきれず。


まだチャンスは貰えるでしょうけど・・・


しかし井上選手のタイムリーは何なんでしょうか?

既に3人連続ストレートを打たれていて、初球からクソボールのスライダー2球をまったくタイミング合わずに振り回してツーストライク。

ストライクのストレート系統なんかまったく必要ない場面でわざわざストレートを真ん中高めに投げる・・・


炭谷捕手も絶対ボールにしろのジェスチャーなし・・・


こういうところは理解できません。



・小石投手

ポーリーノ投手が残したランナーを返さず!


最後は代打井口選手をストレートストレートで追い込んでからチェンジアップの連投で空振り三振。


お見事!


まぁしかしここが勝負所と6回に代打の切り札を切ってくる伊東監督も流石です。



・12安打10得点

一定のレベルを下回る投手が出てくると滅多打ちする如何にもなライオンズ打線(笑)


上位打線が出塁してクリーンアップで返すのは勿論、2番から始まって2死ランナーなしからでもメヒア選手、中村選手が出塁して更にまだ森選手が出きてタイムリーを放つ、下位打線(呉選手)が出塁して上位打線で返す・・・


分厚い!


しかも今日はホームランなしで、各打者に繋ぎの意識あり。


強い!




・浅村選手

平沢選手を起用している時点でロッテももう3位確保できればいいやのスタンスなんでしょうけど、それにしても平沢選手とナバーロ選手の二遊間は穴だらけですね。


浅村選手はややセンター方向の打球に弱い部分はありますが、今の守備力を持ちながら打率3割到達。

チームへの貢献度は非常に高いと思います。


それに今はホームランよりも3割への拘りが強いのか、ホームランを打ってもその後の打席で強引な面が出てきていません。


もしかしたらライオンズの中で一番高い打率を残してシーズンを終える可能性もありますね。

それを守備負担の重いセカンドで達成したら、その価値は大きいでしょう。


大振りによる絶不調期がなければもっと楽に率を残せたのはもう言いません(言ってる)



何かいろいろありましたが、チームの勢いの差が如実に出た試合でしたし、ロッテのエラー(ライオンズのエラーゼロ)も大きかったです。



明日のロッテは涌井投手をたてて同一カード3連敗は出来ないと必死になってくると思いますが、ロッテとライオンズとで打力の違いは明白なので、3タテしましょう!