ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

そろそろ次のステージへ

山川選手は最近4試合を

14打数7安打 打率5割 ホームラン5本

と絶好調です。


今シーズントータルだと打率は.250ですが、放ったヒット16本のうち半分がホームラン。


通算でも20安打のうち半分がホームラン。


いやいや凄い割合ですね。

天性の長打力を存分に発揮しています。




ただし、




これは相手バッテリーの配球がストライクゾーンと外角中心の配球という、言わば2軍から1軍にあがってきたばかりの「お上りさん」用の配球だからこその成績と言えます。


そろそろ一段階上の攻め方をされる時期で、レベルアップおめでとう、と言ったところですね。


次のステージではインコースのボールゾーンへ球が来ます。


今はここに全く投げられていないので、彼の弱点である体の開きの早さが出ずに済んでいますが、今後はどうなるでしょうか?


スタンリッジ投手から猛打賞の永江選手はこのお上りさんから一つだけ上の階段に登ったところであっさりと躓いて限界を露呈しましたが、打力が売りの山川選手はここを克服して更にもう一段上へ、そして更に上へと登っていくことが期待されます。



明日からのオリックス戦では、若い若月捕手がどう攻めてくるでしょうか?

(オリックス戦で先発出場した最近3試合は11打数4安打 打率.364 ホームラン3本)


そして週末は優勝をかけて僅差でソフトバンクを追う日本ハムとの対決では、大野捕手がどんな配球をしてくるでしょうか?


それに対して山川選手はどう対処するのでしょうか?



ただ単に甘い球を待つだけでなく、バッテリーの傾向を少しでも掴めればそれなりに対処可能ですので、打席での時間は勿論、打席に立っていない時間を有効に使って欲しいですね。


もし1球だけインコースを見せて次はすぐに外角、なんてヌルい配球ならば、インコースの次の球を狙い打ちして下さい(願望)