9/6 vs楽天 昨シーズンは貯金11を作った相手なのに
西 020 010 100 4
楽 000 210 40× 7
「対楽天戦はこれで8勝12敗。残り4試合全勝でようやくイーブンですが・・・」
・髙橋光成投手
岸投手の体調不良により急遽先発登板。
中4日 5回 82球
3安打 4四死球 4三振
3失点
ストレート 49球 (60%)
フォーク 18球 (22%)
スライダー 9球 (11%)
カーブ 6球 (7%)
8/27に中5日で先発してから中4日で中継ぎとして3イニング投げ、そこから中4日が今日の登板。
2イニング目から早くもストレートが130キロ台。
スライダーでストライクが取れず、ストレートとフォークのみの組み立てのところに、3回からカーブを使って緩急をつけて何とか凌いで凌いで・・・
でも最後の5回は今日を何とか支えたカーブが真ん中に入って被弾する皮肉。
当たり前ですが、基本的には何も変わってません。
この内容で5回を3失点で済んだのは、ストライクゾーンがかなりユルくて逆球でもバンバンストライクを取ってくれた審判、一気呵成の4回にバントして流れを切ってくれた楽天側の作戦、ワイルドピッチ気味の投球がたまたま相手の走塁ミスを生むラッキーなどが重なった故でしょう。
もう良い加減にしましょうよ。
明日即刻抹消して、休養を与えたのちに9月の最終週に今シーズンのラスト登板をさせるべく、調整させてあげて下さい。
もう134キロのストレートとか見たくありません。
本当にお願いしますよ・・・
・炭谷捕手
状態の悪い髙橋光成投手をもたせる為にしたこと。
ストレートに力があるうち見せられるだけ見せておこうの意図で、立ち上がりは徹底してストレート勝負。
これやってる間は145キロもありました。
そこから増やそうとしたスライダーがまったく決まらずに、フォークしか頼る球がない中で普段殆ど投げないカーブを要所で投げさせて緩急をつけ、ストレートを少しでも速く見せる工夫。
もう既にストレートの球威が落ち、これ以上球数が嵩めば嵩むほど苦しい5回は、髙橋光成を鼓舞して最後の力を振り絞らせつつ徹底して早いカウントで勝負。
あとアウト1つで勝ち投手の権利が持てるところまでもたせましたが・・・
こういう炭谷捕手の献身を見ると、岡田捕手や森捕手との間にある差は何と大きなことかと思ってしまいます。
・藤原投手
6回に登板。辛くも無失点。
ランナーの有無に関係なくセットポジションからの投球。
しかしランナーなしだとゆったりしたフォームから身体をいっぱいに使い伸びのある球が投げられますが、ランナーを置いてクイックになると身体の使い方が窮屈になって球の伸びも失われてしまうように見えます。
・武隈投手
7回から登板。
5球しか投げてませんが・・・
あえて言えば、少し球が高かったことと、無死1、2塁からバント処理の場面でサードへのショートバウンド送球が残念でした。
タイミングはアウトでノーバウンド送球だったら・・・
・牧田投手
7回無死満塁から登板して2死までは漕ぎ着けて、最後も詰まらせたあたりでしたが・・・
2イニング→中1日→2イニング→中1日→今日
無死満塁になったので8回からの予定を繰り上げての登板。
まるでライオンズがソフトバンクから0.5ゲーム差くらいにつけているかのような起用です。
・森選手
6回から捕手として出場。
そこかしこに経験不足が顔を覗かせましたが、そもそもその経験が不足しているんですから当然のこと。
・中村選手
メヒア選手が帰国して4番起用。
→5回1死2、3塁
ど真ん中の130キロ台ストレートが2球ありましたがファールと空振り。
最後はフォークをショートゴロ
→7回1死1、3塁
真ん中ややインコースよりのストレートをファールして、最後はシュートをファーストファールフライ
→9回1死2、3塁
ど真ん中ストレート空振り三振
一昨日までメヒア選手が好調で打点を稼ぎまくっていましたので余計に目立ちます。
投手陣というか守る側の7失点が今日の敗因なのは間違いないですが、4番が5回か7回のどちらかでも打っていたらリードはもっと広がっていたわけで、守る側だってもっと楽だった筈。
・坂田選手
ソロホームランとタイムリーで2安打2打点!
春先は滅茶苦茶打ってましたね!
坂田選手や山川選手を調子の良い時に1軍で起用して調子が落ちてきたらドン底になる前に早めに2軍で調整させ、調子上向きの選手と入れ替える。
そういう使い方ができていたら・・・
試合を見ていて感じる違和感は、タイトル獲得や若手の経験のために試合を使っていながら、一部主力投手にまるで優勝争いをしているような負担を強いていること。
こういう違和感は順位が決まるまで続くんでしょうかねえ。