ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

3年、いや、5年に1度でいいから

セリーグは広島が優勝しましたが、パリーグは日本ハムとソフトバンクの一騎打ち。


根っからのライオンズファンの僕としては、ライオンズが優勝しないならあとは何処が優勝しても同じ・・・



2016年、年俸総額

ソ 53億1510万円

西 27億9820万円

日 26億9640万円

ロ 24億2240万円


(数値は週刊ベースボールONLINEさんから拝借)



でもなく、どうせならチーム年俸総額がソフトバンクの約半分の、日本ハムが勝つところが見てみたいです。


昨シーズン、ライオンズというかライオンズファンに対してザマーミロと言い放った工藤監督の喜ぶ顔はあまり見たくないなとも。


それに日本ハムはライオンズに近い部分が結構あるので少しだけ勝手に親近感も(笑


年俸総額はほぼ同等、オーナーがその気になれば幾らでも球団経営に資金を注ぎ込めるわけでもなく、何年にも渡って連覇出来るようなチームじゃありません。


でもライオンズ、日本ハムともその戦力はこう言っては失礼ですがロッテ辺りとはまた違うチームで、戦略をもって戦えば3年から5年に1度は優勝を狙えるチームです。


違うのは、戦略をたててそれを実践しているか否か。


日本ハムは1試合で、1シーズンで、そして数年単位でそれを実践していて、今年はその3〜5年に1度の年。


勿論実際に今年優勝できるかどうかは分かりませんが、今こうして優勝争いをして首位にいることが実践出来ている証明です。



2010年、ライオンズはマジック4点灯からソフトバンクにまさかの3連敗を喫して大逆転負け。


この時のショックは強烈で、こんな最悪な思いはもう二度としたくないとも思ったものですが、違うんですね。


本当に最悪なのは、何年も何年も優勝の微かな望みすら抱けない時期が続くこと。


ライオンズはまだ数字上では確定ではないですが、3年連続Bクラスが確定的。

それも今年は梅雨明け前にもう優勝どころかAクラスの可能性すら見えなくなってしまいました。


このまま行くと戦力の有無に関係なく、負けることに慣れた本当の万年Bクラスチームになってしまいます。


もう今年で止めないと・・・


ソフトバンクは今年の戦いぶりから結果がどうなろうとオフには大型補強をしてくるでしょう。


メヒア選手の大型契約はメヒア選手の成績単体ではなく、来シーズン以降ライオンズが勝つ為にソフトバンクの動きを見越して先手を打った意味合いも強く、「この金額で納得できないならどうぞヨソ様のところへ」ではもういけないのだと西武球団のフロントは思い始めている・・・


また報道では次期監督候補にソフトバンク前監督の秋山氏や、元ヤクルトの宮本氏の名前が挙がっているのも同様・・・


そう信じたいです。


今年のライオンズの野手部門の起用や采配だけを振り返ってみてもチクハグだらけですが、それでも現時点でライオンズはチーム打率も得点も本塁打もパリーグトップ。


つまり指揮官が無能でもそれだけの数字を残すポテンシャルを持った選手が集まっているわけで、パリーグの中で首脳陣が変わればチーム自体が最も大きく変わる可能性を秘めているのがライオンズとも言えるでしょう。


そんなわけで来シーズンこそは優勝・・・が仮に出来なかったとしても、3〜5年に1度は近いと感じさせてくれるシーズンになってくれることを強く望みます。





・・・なんか今シーズン最後のブログみたいになっちゃった(汗