ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

9/22 vsオリックス 鼻づまり解消

西 010 310 000 5

オ 001 000 200 3



「勝因は詰まりの原因を取り除いたことです」



・ウルフ投手

中11日 6回1/3 86球

5安打 1四球 3三振

3失点


シュート 63球 (73.2%)

カットボール 14球 (16.3%)

カーブ 9球 (10.5%)

チェンジアップ 0球 (0%)

(※ツーシームもシュートに含めてます)


今日は初めて森選手とバッテリーを組んで、過去3試合で5%前後は投げていたチェンジアップはただの1球も投げず終い。


これによりシュート&ツーシームが配球に占める割合が73.2%まで上昇して単調になりましたが、オリックス打線に工夫なし。


4回、6回、7回と3度先頭打者を出すも4、6回は直後にゲッツーを取るなど、場面としてランナーをためて明確にピンチを迎えることもなく淡々とアウトを積み重ねました。


奪ったアウト19のうちゴロアウトで12(ゲッツー2つ含む)と、今日もシュート&ツーシームを低めに集めてゴロの山。

四球も1つに留めて球数少なくイニングイート。


3回に伊藤選手にソロを、7回には中島選手に2ランを打たれて3点は失いましたが四球が絡まないので余計な失点はなく、基本的に低めに球を集めているので連打連打にもならない。


同一球種を続け過ぎであんまり捕手によるサポートはなかった感じですが、そんなの関係なしに持ち味発揮で今日もナイスピッチングでした。



尚、ウルフ投手は今日が4試合目の登板。

普通なら少し疲れが残る中での登板となる頃ですが、今日は前回登板後に登録を抹消されて中11日でした。


再びフレッシュな状態で投げられて援護点5点。


4登板4連勝は色んなものに恵まれてのもので、「よし、これなら来年はローテーションに入って規定投球回数を投げて貰おう」なんて期待をすると、来シーズンは早いうちにパフォーマンス低下の可能性が高いと思います。


4連勝は

①登板した4試合すべて90球以内で降板

②体力的に余裕がある中で投げられたこと

③1試合平均の援護点が4点以上

があってのもの。


③はともかく、来年は36歳という年齢も含めて考えると決してローテーションに入れて中6日で回し続け、120球前提なんてことはやってはいけないことで、①と②の継続がシーズンを通してのパフォーマンス継続になると思います。



・リリーフ

ウルフ投手が6回1死で降板した後、武隈投手、牧田投手、増田投手がパーフェクトリレー。

もう素晴らしいの一言。



・打線

今日は中村選手を外して

1番 金子選手

2番 秋山選手

3番 浅村選手

4番 メヒア選手

5番 森選手

6番 山川選手

7番 栗山選手

8番 渡辺選手

9番 呉選手

の打順


1番2番で僅かに1出塁と今日もライオンズのエンジンは起動しませんでしたが、打線を分断する選手が1人減って森選手と山川選手が繰り上がり、休んで元気になった栗山選手が加わったことで、森選手以下の鼻づまり解消(笑


2回は1安打で1点。

先頭打者の森選手がツーベース、ライオンズになかなかできない進塁打を山川選手が打ち、栗山選手が四球で繋ぎ、渡辺選手が何としてもゲッツーはうってなるものかの意識の打撃で内野ゴロの間に1点。

間に無駄なものは何もなし。

どこかで誰か1人がワガママに打って1つアウトを献上していたら点には結びつきませんでした。


4回も森選手のヒットから、山川選手は打てる球なしの空振三振も、栗山選手のツーベースで1死2、3塁。

そこから渡辺選手のタイムリーで2者生還・・・

・・・で終わらずに渡辺選手が送球の間に2塁までいったことでチャンスが継続。

ワイルドピッチで3塁まで進んで、呉選手が低めフォークに食らいついてファールで粘り、最後にストレートが真ん中に入ってきたところを逃さず犠牲フライでもう1点。


進塁打に隙のない走塁に欲しいところでの犠飛・・・ライオンズらしくない流れるような攻撃で素晴らしかったです!



・理想のサード

渡辺直人選手は年齢的に毎試合毎試合スタメンでは厳しいですが、こうして隙間産業的な起用だと素晴らしい集中力を発揮してくれます。


中村選手もサードに固定して出場させると、疲労から好調期間がひどく短くなってしまいますので、この2人を良さを活かすためにも他の誰かに100試合以上サードを守ってもらい、残りを中村選手(基本DH)と渡辺直人選手で埋めるのが理想的。


その理想を実現する為に必要なことは・・・


山川選手がサード守れたらなあ・・・




今日で今シーズンのオリックスとの対戦が終了。

13勝12敗

今日勝ったことで何とか勝ち越して全チーム負け越しを阻止・・・って、昨シーズンは5つ貯金できたのに今年は4つも減ってしまって寂しい話ですね。


残りは5試合。

個人的な望み通り、絶対に負けられない状況に立っているソフトバンク、日本ハムと真剣勝負になりそうです。

ただ、ライオンズの先発投手のローテーションもリリーフ投手への負担もはかなり無茶なことになりそうで・・・