ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

得失点差最大チーム=優勝チーム?

・ライオンズコーチ陣発表


近年に優勝チームで要職にあった人を引っ張ってきてほしい・・・
なんて願いがかなうはずもなく・・・まぁこうなりますよね。


昨年も今年も1軍と2軍の連携の悪さが目立ちましたので、来シーズンはせめて1軍2軍関係なく、コーチスタッフ全員がひとつの目的・・・・・もちろん来シーズンの1軍の優勝・・・・・に向かって行動してくれることをお願いしたいです。




そして・・・




西口氏が2軍ピッチングコーチ就任。
おそらく引退からこの1年間は概ね株式会社西武ライオンズを、そして西武ホールディングスを知ることに費やされた印象で、僕が個人的に望んでいたメジャー等での指導経験は積めませんでした。


おそらくはここからは外部に出る機会はなく、監督への道を進むのでしょう。
その過程に不安はありますが、ファンとしては成功を祈るしかありません。




尚、このブログのプロフィール画像に13番を掲げている通り、僕は西口投手の大ファンでした。
昨年の9月22日、西武第二球場に集まった2002人のうちの1人は僕です。


それだけにコーチとしても監督としても成功して欲しい気持ちが非常に強いですが、一方でもし将来監督になってチーム成績が低迷した時に、僕は西口監督を批判するブログが書けるのかどうか・・・


・・・ってことを考えると、現場復帰したこの辺でやめておくのがいいのかな・・・2軍の投手コーチならまだ大丈夫かな・・・(冷汗)




・ということで今日の本題です。
前回までのブログで得失点差をベースにしたことを書いてきましたが、得失点差ってそもそも本当にそのシーズン最大値のチームが優勝しているの?



過去の優勝チームの得失点差
(カッコ内は優勝チーム以上の得失点差を残したチームとその得失点差)


2016 日  +152 (ソ +158)
2015 ソ  +160
2014 ソ  +85  (オリ+116)
2013 楽  +91
2012 日  +60



2016 広 +187
2015 ヤ +56
2014 巨 +85
2013 巨 +89
2012 巨 +180




過去5年で例外が2度。
セパ10例のうち2例・・・20%も存在している・・・


こんなに多いとさすがにこれを例外と切り捨ててしまっていいとは思えませんが、2014年のパリーグは最終的にゲーム差なしで優勝が決まり、今年も最後の最後まで縺れました。


なので少なくとも得失点差がリーグ最大値であれば優勝争いには間違いなく加わっている、ということが言えそうです。


もちろん理論的にいえば、勝つのはいつも1点差で負けるときはいつも大敗なら、得失点差マイナスでも優勝できることにはなりますし、知っている限りでは過去に得失点差わずかに+9のチームが優勝したこともあります。


しかし、近年の数字を見るうえでは、やはり集約数値としてこの得失点差の値はチーム力の総合値と言って良いのではないかと思います。


尚、パリーグでは2015年、セリーグでは2012年と今年の2016年と、優勝チームの得失点差が+150を超えています。
いわばすごく強かったチームであり、これらすべて2位以下に10ゲーム以上の大差をつけてのぶっちぎり優勝でした。


・・・が、今年のパリーグは1位2位ともに+150以上。


もしかしたら近年まれに見るハイレベルな優勝争いだった(2チーム以外が弱すぎたとも言えますが・・・)のかもしれませんね。