弱体化の一途
どうもご無沙汰です。
今日は簡単にドラフトとFAについての感想です。
・ドラフト
ライオンズが指名した個々の選手に何ら不満はありません。
ただ、全体としてはライオンズの弱点をもっと明確にイメージして臨んで欲しかった、というのが真っ先に来る感想です。
指名した7人中6人が投手で、うち4人が社会人出身のロッテなんかは流石自分のことをよく分かっていらっしゃる。
ライオンズの1位指名は作新学院の今井投手。
期待は大きいですが、来シーズンからいきなりローテーションで1年間・・・なんてのは期待過ぎで、イメージ的には3年後に二桁勝って欲しいと願うのがあるべき姿かなと思います。
2位指名は白鴎大の中塚投手。
こちらは大卒なので即戦力の期待が大きいです。
制球力に不安があるアマ最速右腕。
タイプ的にはセットアッパー候補で、うまく型に嵌って欲しいですね。
3位指名は源田選手
社会人出身なので来シーズンからショートを呉選手らと争うのでしょう。
ライオンズのショートは別に固定する必要もなくて、好調な選手3人くらいで回せれば良いので、その1人として一定期間でも計算できたら大きいです。
4位指名の鈴木選手は将来の秋山選手のような期待、5位平井投手6位田村投手とも中継ぎの一角を担えればの期待ですね。
捕手の九鬼選手を取りに行かなかったのを見ると、来シーズンは本格的に森選手の捕手起用が始まるのでしょうし、実際そういう報道もありました。
個人的には森選手の捕手起用は反対ですが、これはもはや止められない流れなんでしょう。
・FA
栗山選手は実質生涯ライオンズ宣言。
しかし、岸投手は流出濃厚。
ライオンズが提示したとされる2年5億は妥当と思いますが、キャリアハイを目指した今年の成績は潮崎ヘッドが原因で低調に終わり、それをベースにした査定に納得行かない部分があるのかもしれません。
或いは現場でもその酷さには呆れていたはずの潮崎ヘッドが、3年連続Bクラスで目の前で胴上げされてその後にシーズン終了セレモニーという、とても笑顔なんか浮かべられる状況ではない中で俺には無関係とばかりに笑って岸投手に話しかけてきた上にしっかり2軍監督に就任するライオンズの姿勢、体制にもうここでは野球はやりたくないと思ったのか。
はたまた、やはり地元で現役を終えたい気持ちが強いのか。
それとももっと別の何かがあるのか・・・
来シーズンオフにはおそらく起用法にも待遇にも体制にも不満の牧田投手が出て行くでしょう。
ついでに、来シーズンは出場機会が大幅に減ることが予想される炭谷選手は来シーズン末で2年契約満了になるのでそこでFAでしょうか?
もし本当に炭谷選手が出て行ったら、残る捕手は森選手と来シーズンも大した経験は積めない岡田選手。
それにようやく森選手が捕手としてモノになる頃にはFA権獲得でしょう。
派手好きな森選手のことですから地味な埼玉のチームで選手生命を全うするなんてことはなく、藤浪投手とバッテリーを組まないかと誘う阪神か、藤浪投手を打ち砕いてチームを日本一に導いてくれと誘う読売のどちらかに行くと個人的には思います。
正捕手が次々出て行くチームで強くなったチームを僕は知りません。
広島の優勝は25年ぶりなんだそうです。
ライオンズが優勝したのは8年前。
ライオンズの次はまだあと17年くらい待つ感じになるんでしょうか?
今は僕の流出予想が外れてくれるのを願うだけ・・・