多和田投手から満額回答を引き出す為に
多和田投手が昨日の練習試合で登板して3回を1安打無失点。
数字的なことはともかく、昨シーズンに確立しているストレートのシュート回転を自らのコントロール下に置いて、それと対になるスライダーとともにそれぞれフロントドア、バックドアで活用してコーナーを広く使いつつ、フォークボールとカーブの縦変化を絡めるピッチングスタイルを見せてくれました。
オフ、キャンプを通じて余計なこと(新しい変化球に手を出すとか)をせずに、自分の持ち球を磨くことに専念したことが表れていた登板内容で好印象でした。
昨シーズンは中5日でも好投した記録もありますが、 それはほぼ前回登板が100球未満の場合に限定され、中5日で登板した昨シーズンラスト登板はノックアウト。
シーズン後半の好調を維持しての登板でしたが、如何にも疲れが抜けきらない内容でした。
完投能力は高い一方で、小さい体を目一杯に使って投げるのでどちらかと言えば疲労を溜めやすいタイプ。
今シーズンは中5日使いは原則としてせず、中6日で基本的に同じ調整間隔を守らせることで、本人にシーズン通してローテを守るための意識と方法を植え付けつつ実践させるシーズンにして貰いたいところです。
キッチリ中6日空けて週1回の登板を守るとだいたいシーズン25登板。
疲れが出やすい開幕3ヶ月目と夏場に1回ずつ、計2回休ませてローテを飛ばせば23登板。
1試合平均6.5イニング投げれば149.5イニング。
はい、完全に机上の空論です(笑)
ですがこれを昨シーズンに半月の休みを貰った後と重なるオールスター後のみの防御率3.34で乗り切ってくれたら、昨シーズントータル数字と比較して防御率でほぼ1.00改善しつつ、50イニング多く投げることになり、ファン期待には満額回答となって年俸は倍増以上をお願いしますとなりますww
この辺りのマネジメントはコーチの仕事。
昨年の無茶起用はあくまでもヘッドコーチの影響でしたと証明する仕事を期待しています。