5/3 vsオリックス あと一歩のところまで追い詰めた・・・ように見える完敗
B 300 200 200 7
L 000 010 104 6
今日の感想
「先発が崩れてはだいたい勝てませんね」
9回裏、1点差にまで追い上げてさらに1死2塁で中村選手、メヒア選手。
ヒットが出れば同点、ホームランが出れば逆転サヨナラ。
最高にワクワクしましたし、期待も高まりました。
しかしピンチで急遽出てきたオリックスのリリーフエース、平野投手は先頭の秋山選手を除けば殆ど投げ間違いがありませんでした。
栗山選手こそ低めのボール球をうまく拾いましたが、当然150キロ近いストレートと鋭いフォークボールを高さ間違わずに低めに決める平野投手からそうそう連打は続きません。
中村選手、メヒア選手は連続三振に切って取られてゲームセット。
所詮は点差が開いていた故の最後の盛り上がりであり、もう少し点差が詰まっていれば9回裏は頭から準備を万端に整えた平野投手が出てきて特に盛り上がりもなく終わっていたことでしょう。
つまり、結局のところは完敗でした。
・野上投手
とにかく制球が悪く、打者19人に対してボールから入ること11回、うちツーボールとすること6回。
カウントを苦しくしてストライクを取りに行った甘い球を痛打されるパターンで4回5失点。
前回に引き続いて今日もQS達成できず、試合を作れませんでした。
開幕から4月の上旬頃までは打線好調で、先発がゲームメイクできずとも逆転で試合をものにしてきましたが、当然ながらそんなのは長続きしません。
やはり先発がしっかりとゲームメイクしてリードを保って最後の増田投手に繋ぐ形を多く作らないと、勝ちは増えていきません。
・繋げず、進塁できず
オリックスディクソン投手は立ち上がりから所々で甘い球があり、それを捉えてのヒットや死球で毎回ランナーを出すも最初の得点は5回の秋山選手のソロホームランまで待たねばなりませんでした。
5回までに無死2塁、無死1死、1死1塁と3度もランナーを出してさぁこれからの場面で次の打者が三振やフライアウトで繋げず、進塁打も打てずのシーンあり。
やはりこれではなかなか点になりません
・メヒア選手
ディクソン投手は結構甘い球がありましたが、捉えられず・・・
今日ライオンズが勝つとしたら1回裏ランナー2人だしてメヒア選手の場面で3ラン返ししかなかったかもしれません。
ディクソン投手に対して一昨年は10-3で.300でしたが、昨年は11-1で.091。
少々苦手?
・作戦
3点リードされた3回の裏、先頭の秋山選手が出塁して無死一塁。作戦はどうしますか?
田辺監督は送りバントを選択。
送りバントはランナーを溜めようとした結果として進塁打になったのとはまったく意味が違います。
この試合に勝つためには何点必要と考えての選択だったのでしょう?
例えば先発はエース岸投手で立ち上がりに不運が重なって3失点。でも調子は最高で今後失点の可能性は少なく、相手先発の出来やリリーフ陣の調子を鑑みればまだ回も浅いので1点ずつ返していけば十分この試合をモノにできる。
そんな算段が整う状況ならば理解できますが、今日は・・・
・佐藤勇投手
今日が3度目の登板。
過去2回はともに1イニングだけでしたが、今日は野上投手の後を受けて4イニングを投げ切りました。
立ち上がりにバタバタしながらもイニングを重ねる毎に段々とリズムに乗っていくタイプのようで、小谷野選手に2ラン被弾で初失点をしたものの、オリックスの左打者は打ちにくそうにする場面がいくつか見られるなど、何処かで先発させてみたいと思わせてくれました。
今の駒の足りない先発陣と週6試合が続く日程ならチャンスあるはず!
・・・と思ったんですが、どうやら菊池投手と野上投手の登板間隔を詰めてこれからの過密日程を乗り切るらしいです・・・
どこのブラック企業の社長かインパールの牟田口か(暴言)