ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

今更3/12のvsオリックス

今更ながらようやく見れた日曜日のオープン戦についての感想です(汗


 

ライオンズ

000 030 000 3

 

オリックス

001 023 00X 6




○ウルフ投手

予定していた3イニングを投げ切って

2安打1四球1失点


ツーシーム、カーブ、カットボール、チェンジアップと持ち球すべてを投げて、それぞれウルフ投手の特徴である「しっかり球を動かす」ことが出来ていました。


ツーシームは140キロ台前半から半ば。

何度か打者を押し込む場面もあって力があった一方、コントロールがややバラついて、中途半端な高さに入れると痛打されたり味方の好守に救われたりの場面もあり。


実績のある投手はこの時期にストレート(・・・の代わりのツーシーム)がしっかり指にかかって力強さを伴って投げられていれば、とりあえず問題なし。




○キャンディラリオ投手

予定していた3イニングを投げきれず。

2回1/3を6安打4四球3三振4失点

ボークあり。


コントロールがバラバラで、変化球は完全なボールか甘く入るかのどちらか。

ストレートは最速は147キロを記録して差し込まれる打者もいましたが、これだけコントロールが悪いとどうにもなりません。


謎だらけの過去の成績の中で、昨年のアメリカ独立リーグにおける与四球率3.35は悪くない数字ですので、改善の余地はあるのでしょう。


ポジティブ要素としては三振を3つ取れたこと。


もう少し暖かくなって調整が進んで150キロ近いストレートが常時投げられるようになり、変化球の制球がある程度落ち着けば、もう少し印象は変わってくると思います。




○大石投手

ベルト付近の高さだと140キロ出るか出ないかのストレートのショボさと、落差の大きなフォークとカーブで奪った連続ストライクの素晴らしさの落差が激しくて何と評価して良いのやらよく分かりません。



ど真ん中のストレートを何球投げたんだろう・・・





○山川選手

3打数2安打1四球

状況毎、場面毎に考えを変えて対応しても下手に球に合わせるようなことはせず、強くバットを振る意識を持っているところに好感が持てます。


この日の2安打でもオープン戦打率は1割台のようですが、今の意識でプレーを続ければだんだん数字は上がっていくのではないでしょうか?




個々の選手で印象に残ったのはこんなところ。


ここまでオープン戦全敗ですが、試合後に次の試合からは実戦モードという辻監督の言葉がありましたので、そろそろ先発投手が最低5回は投げる前提で勝ちに拘った試合をしていくのでしょう。