今さら 3/15 VS中日
中日
110 000 000 2
ライオンズ
200 030 01× 6
○菊池投手
5回90球
2安打4四球4三振
2失点
パリーグTVのイニング動画は画質が粗いので球種の見極めが難しいですが、
だいたい配球割合はだいたいこんな感じ。
ストレート 43球 48%
スライダー 27球 30%
カーブ 13球 15%
フォーク 4球 4%
チェンジアップ 3球 3%
この日は立ち上がりからやや立ち投げ。
寒さ故なのか、西武ドームのスピードガンが辛めなのはともかくとしても、
ストレートが130キロ台後半から140キロ台前半。
コントロールが悪く、常にボール先行のピッチングで、ランナー無警戒で許した盗塁は3つ。
って書くとどれだけ悪かったんだと思うけれど、被安打は僅かに2。
数字だけ見ると悪いなりに纏めたように見えますが、とにかく4年連続Bクラスの中日打線が貧弱で、ストライクを取りに行ったスライダーをど真ん中に何球入れても相手打者がみんな打ち損じてくれるので、これをもって悪いなりに云々と言っていいのかどうかは微妙です。
とりあえずカーブを多めに混ぜ、フォーク、チェンジアップ(?)も試してストレートとスライダーが合わせて78%まで下がったのは、今シーズンどういうピッチングをしていくかの意識の表れと受け取りましょう。
○大石投手
ストレートと同じ腕の振りから投げるフォークの落差が大きく、打者がみんな引っ掛かっています。
まだストレートの球速が出ていない中でも所々でしっかりそのストレートをコーナーに決められるので、相手打者にストレートを意識させるなかでのフォーク、そしてその逆と、はっきりと自分の味を出せています。
145キロ前後くらいのストレートが常時投げられるようになったら、面白くなりそうです。
○シュリッター投手
ほぼストレートとツーシームで140キロ台中盤から150キロ台前後。
打者のベルトより下にほとんど球が行かず、逆に1球だけ投げたスライダーは叩きつけてました。
甘く入っても中日打線はファールしてくれるし、ボール球に手を出してくれるしで、どう評価していいのか分かりませんが、スライダーでカウントが稼げるようであってほしいですね。
○打線
9安打6得点
中日先発の若松投手は大半が130キロに届かないストレートにチェンジアップとカーブを組み合わせるピッチングですが甘く入る球も多く、初回に2得点して、打順3回り目にはしっかり攻略。
浅村選手が3安打3打点
金子選手が2安打(うちセーフティバント安打1本)
尚、この手の投手は浅村選手も金子選手も大好物です(笑
オープン戦も残り7試合。
今週末はソフトバンクと読売に当たりますので、そこでどれくらいの試合ができるか注目です。