ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

3/31 vs日本ハム  辻ライオンズ公式戦初勝利

ライオンズ
020 004 101  8


日本ハム
000 010 000  1



○菊池投手
7回96球
4安打2四球4三振
1失点


ストレート    49球  51%
スライダー    31球  32%
フォーク       9球    9%
カーブ        7球    7%


初回、2回と先頭打者に出塁を許すも、連打は許さず、四球連発もなく、複数のランナーを背負うこともなく、1イニングに20球を要したイニングもなし。


日本ハム打線の早打ち&低調も大きかったですが、変に力で抑え込んでやろうとか、絶対に三振取ってやろうという部分もなく、精神的に落ち着いたピッチングで味方の堅守も手伝って危なげなし。


4つ奪った三振の決め球はストレート、スライダー、フォーク、カーブでそれぞれ一つずつ。
カーブの精度がいまひとつでしたが、特に左打者のインコースにストレートをしっかり投げ切れていることで、3種の変化球にボールでも手を出す打者が目立ちました。
(4つの三振はすべてボールゾーンを振らせたもの)


今後、変化球の精度はもう少し上げて行きたいという課題はあるものの、オープン戦から引き続いて良い精神状態で投げられています。


1球投げるごとに球速を確認していたガキっぽい姿はもう過去のもの。


今シーズンは貯金10を作りましょう。




○打線
9安打8得点


今日は秋山選手、田代選手の1、2番で出塁ゼロ。
本来なら苦しい展開になるところでしたが、3番浅村選手が4安打を放って1,2番の代わりを一人で果たし、4番中村選手が1安打1四球、5番栗山選手が3安打と、クリーンアップ3人で全9安打中8安打。


打てる打者を続けて配置して、それぞれがチャンスメーカーにもポイントゲッターにもなって、さらに下位の打者のところで日本ハムの守備ミスがぼろぼろ出れば8得点も納得。




○炭谷選手
個人的には今日のヒーロー。


捕手としては今日の1試合を勝つだけでなく、3連戦を戦うことを強く意識した配球で、特定打者へは徹底したインコース攻めを敢行。


昨年は岸投手が担っていた役割をしっかりと菊池投手に負わせていて、バッテリーとしての意思疎通を密にしていることも伺わせます。


そして打っては悪い時に見せる引っ張りの意識はなく右方向を意識したバッティング。
2回に1点を先制し、更に1死1,3塁の場面では何としても右方向にゴロを転がしてやるの打撃でしぶとく1得点。
5回は先頭打者としてライト線へ2ベースを放って出塁。
これは結果的に得点にはなりませんでしたが、下位打線を迎えて少し楽をしたかった有原投手にそれをさせずに力投させたことが、結果的に6回の得点を生み出しました。


この意識を1シーズン継続できたら2割4分くらいはなんとかなる・・・



・・・かどうかはわかりませんが(汗)、炭谷選手の存在の大きさを強く認識させられた開幕戦でした。




○堅守
好プレー、ファインプレーが随所に出ました。
守備の上手な選手が本職を守っているところに球が飛べばそりゃ(笑


それに昨シーズンの8月からはすでにエラーの少ないチームになっているんですけどねww




○7点差で・・・
9回表終了時点で7点リード。
こういう状況になったら9回裏はもう主力はひっこめましょうよ。
少なくとも中村選手がまだサードを守っている必要はありません。


そういうことの積み重ねが夏場の疲労→調子落ちを少しでも軽減することになります。





2015年 開幕5連勝 
2016年 開幕2連勝
2017年 ???


今日は記録にならなかったものも含めて、日本ハムにかなり沢山のミス、エラーが出ました。
打線も日本ハムらしい嫌らしさはなく、実にタンパク。



日本ハムの調子が上がらない今のうちにたくさん勝っておきましょう。