ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

5/21 vsソフトバンク 鬼崎選手サヨナラタイムリーでライオンズ3連勝!

ソ 100 010 010 3

西 101 000 011× 4




今日の感想



「勝てば官軍・・・ではなく、反省もしっかりして欲しい」



9回の裏、2死1、2塁。


ソフトバンクの寺原投手が殆どストレートしか信頼できる球がない中、鬼崎選手はそのストレート一本待ちで決めました。


ソフトバンクも6回から継投に入って延長も意識する中で中継ぎを多く使えば、流石に1人くらいこういうのが出てきますよね。


その意味ではソフトバンク千賀投手に早めに100球を超えさせた意味はありました。


これで3連勝!


そして今日も形の上では先発投手が試合を作り、無失策で試合を引き締めました。


これだけでいい戦いになります。




・しかし

ライオンズは14安打で4点。

ソフトバンクは7安打で3点。


手放しでは喜べません。


もっと上手く戦えば牧田投手を明日に温存して勝てる試合だったのでは?




・多和田投手

5回 110球 6安打3三振3四球2失点


ストレート 64球

スライダー 36球

カーブ 4球(うちストライク1球)

フォーク 6球(うちストライク1球)


前回登板ほど酷くはなかったですが、ランナー置いてコントロール難は変わらず。


今日は右打者には左打者対比でストレートのシュート回転も抑えられて、スライダーでストライクが取れたので何とか試合にはなりましたが、それ以上に


3回ボール球を振ってくれて三振ゲッツー

(3塁多分タッチしてないけとアウト判定ww)

4回セカンドライナーで2塁走者が飛び出してゲッツー

5回ど真ん中のスライダーを柳田選手が打ち損じ


ということで、判定とソフトバンクのボール打ちに走塁ミス、ミスショットに助けられた部分が大きく、かなりツキがありました。


しかし今後を考えると、ストレートとスライダーだけが頼りのピッチングでは相手チームに慣れられてしまうと厳しいです。


コントロールの更なる改善とスライダーの精度向上・・・というのはやはり投球フォームの見直しなんでしょうけど・・・は勿論、あともう一つ変化球のマスターが必要です。




・3回の裏

ヒット3本出て、間に「いつ以来ですか?」というエンドランにソフトバンク今宮選手の悪送球まで絡んでも1点止まり。


メヒア選手の走塁ミスも痛かったですが、一つのアウト献上の代わりに進塁を勝ち取らないとなかなか得点が増えていきません。


ここで3点取れていたらこの後の展開はかなり楽になっていた筈ですが・・・



・8回表

2死2塁で松田選手が打席の場面。


土肥コーチが、通訳とともにマウンドに行ってバスケス投手に指示したのは・・・無理に勝負せず厳しいところ付いて、それで四球でもOKという中途半端なものだったのでしょう。


外角の完全なボール球という初球の入りから、見ている側には敬遠と思わせましたが、結局勝負。


インコーススライダーで1-1。


インコースのボールのストレートを見せた後、外角スライダーがギリギリに決まって2-2でもう一球続けてスライダーのサイン。


同じ球種を同じコースと高さに2球続けると2球目は悪い球じゃなくでも前の球より少し甘いだけで絶好球の法則発動!


で、サードのライン際を破られるタイムリー。


2-2まで行けば色気は出ますし、でも勝負するならもう一球インハイが必要だし、サードにもっとライン際締めとけの指示も必要だし・・・結局最初の指示の曖昧さがすべての元凶。


勝負所での詰めの甘さをベンチにも選手にも感じます。



・ソフトバンクも人間の集まり

震災を契機にした爆発的な集中力で連戦連勝を成し遂げてきた後だけに、やや集中力に欠けた雑な試合運びで、記録にならないものも含めて随分とソフトバンクらしくないミスが目立ちました。


ソフトバンク相手に今勝たなくていつ勝つのか?


ということで明日は武田投手ですが、ソフトバンクがこの状態のうちに止めないとどこまで連敗記録が伸びるか分かりません、明日止めましょう!