ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

6/3 vs阪神 価値観に自信が持てなくなりそうな大勝

西 004 014 030 12

阪 000 300 000 3




今日の感想



「セリーグ、やっぱりあまり強くないですよね」



昨日の高橋光成投手の2試合連続完投勝利も、相手は楽天と横浜。


思い入れの強い大好きな投手だけに連続完投勝利に舞い上がってしまいがちだけど、思えば昨日の横浜DeNAもボール球に良く手を出してくれていましたし、打線にソフトバンクは勿論、試合巧者の日本ハムや集中打のロッテのような怖さはありませんでした。


つまり相手が弱すぎた故の連続完投で、あまりに過大な評価は禁物なのかも?



・・・とまで思えてしまった程に、セリーグ3位の阪神も強さ、怖さ、嫌らしさを感じないチームでした。


上からの物言いで申し訳ないですし、明日は大敗するかもしれないし、3連戦負け越す可能性もあるんですけど、少なくとも今日の試合ぶりからは素直にそう思ってしまいました。





・バンヘッケン投手

4回0/3 7安打8奪三振3失点


ストレートは130キロ前半から後半の間。

フォークボールとチェンジアップは120キロ台。

カーブが120キロを少し割るくらい。


どの球種を投げても球速差が少なく、緩急がつけられずに「緩緩」の投球では通用するはずもなく・・・



・・・って、3回迄は1安打無失点5奪三振(汗)



正直言って初対戦の割引きがあっても、阪神打線が何でこの内容のバンヘッケン投手を打てないのか分かりませんでした。


4回に連打を食らって3失点した時には寧ろほっとしてしまいましたよ。


幾ら何でもこのレベルの投球で通用しちゃいけませんって。


もし今日の相手がセリーグ3位じゃなくてパリーグ3位の日本ハムが相手だったら、3回もたなかったのでは?


1億4000万払って敗戦処理させても意味がありませんし、今後ストレートが平均的に140キロを超えるくらいにならないと使い道もなく・・・




・佐野投手

3回1安打1四球無失点


6点リードの6回裏から登板。


楽な場面だから、というのもありますが、伸び伸び投げていてバンヘッケン投手より余程投げっぷりがよかったです。


2軍ではもっとカーブを多く使っているのですが、炭谷捕手が楽してリードしていた印象で、早く終わらせたかったのかな?(笑)


どこかで一度先発のチャンスを与えてあげて欲しいですね。




・炭谷捕手

先週は岡田捕手の先発出場がなく全試合先発。

疲れがスイングの鈍さに直結して打率は2割2分6厘まで低下。


日曜日の野上投手には岡田捕手を組ませましょう。




・打線

15安打12得点


秋山選手4出塁

金子選手4出塁

栗山選手3出塁


1〜3番がこれだけ出塁して、メヒア選手は失投を逃さず2発。


そりゃ大量得点にもなりますね。


特に今日は2番起用の金子選手が4安打で、秋山選手と栗山選手の間を分断せず繋いだことが非常に大きかったです。


金子選手の賞味期限、まだまだ先ってことで良いですね?(笑)




・鬼崎選手

エラーもありましたが、3安打で遂に打率を3割に乗せてきました。


打撃は悪くないのにエラーの多さだけで2軍落ち、昇格しても暫く使われず、それでももう一度ショートで使われ続ける立場になってここまで這い上がって来ました。


プロで長く生き残るには?を若手へ示す素晴らしいお手本ですね。




これで借金2。


牧田投手も武隈投手も温存で防御率0.88の岩貞投手を打ち崩して大勝。

阪神の状態もこの程度であるならば、最低でも勝ち越さないといけません。


チーム状態も良く、来週中の完済も見えてきました(嬉)