ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

6/10 vs中日 もしや中日さん・・・うちの秋山をご存知ないですか?

中 000 000 000 000 0

西 000 000 000 001× 1



「まさかの秋山選手勝負とは中日さんは無知か馬鹿か」(暴言失礼)




・多和田投手

中5日 8回107球

3安打2四球8奪三振

無失点


中日打線に左打者5人


ストレート 53球(50%)

スライダー 44球(41%)

フォーク 7球(6%)

カーブ 3球(3%)



右打者13人 1安打0四球3三振

左打者16人 2安打2四球5三振



これまでは左打者にはストレートのシュート回転を抑えられずにスライダーもコーナー決められず、真ん中に真ん中に集まっては痛打されるパターンでした。


しかし、今日は左打者に対してもコントロールミスが少なく、三振も右打者より左打者から多く奪いました。


左打者のボールゾーンに投げたスライダー10球のうち、4球で空振りを奪った辺りは際どい所に投げられていた証でしょう。


審判のストライクゾーンがやや広かったことが手伝った部分もありますし、中日打線の早打ちと下位打線の貧弱さに助けられた部分もありますが、今日はナイスピッチングでした。




それにしても・・・ここまでの多和田投手は言ってしまえば、ほぼセットポジションからのストレートとスライダーだけの投手なんですよね。


それでも毎試合、右打者には殆ど打たれていません。


これはもの凄いことで、つまりは多和田投手のストレートとスライダーは一級品であること証明。


クイック時の左打者対策という課題もあるんですが、あと一つ、あと一つ変化球をマスターしたら、ストレートもスライダーもより活きて毎年楽に二桁勝てる投手になると思います。


多和田投手と高橋光成投手が競い合う未来を想像するだけでニヤけちゃいますが(笑)、多和田投手にとってのあと一つの変化球とは何になるのでしょうね。


今投げているショボイ(失礼!)フォークやカーブが進化するのか、大学時代に投げていたらしいシンカーをもう一度磨くのか、或いは岸投手や野上投手からチェンジアップを習うのか・・・


・・・なんてことを考えるのは楽しいです(笑)




・完璧リリーフ

多和田投手の後を継いだ増田投手、牧田投手、武隈投手が完封リレー。


牧田投手と武隈投手はピンチもありましたが、ピンチの場面でこそ投げ間違いがないのは本当に素晴らしく、頼もしい!



・打線

中日先発ジョーダン投手のチェンジアップが厄介で手こずった・・・というか封じられました。


甘い球もなかったわけじゃないんですけど、打ち損じ多し。


特に中村選手は今日もド真ん中を何球打ち損じたんでしょうね?


一発ばかり狙って振りが大きいから打ち損じるのであって、繋ぎの意識があれば今日は9回までに決着して多和田投手に勝ちがついていましたよ!



・サヨナラタイムリー

12回裏、2死1、3塁で秋山選手。


次の打者は打率0割の斉藤選手で代打もいない中では敬遠の一択・・・と誰もが思った場面で、中日ベンチの選択はまさかの秋山選手勝負。


しかも全球外角のストレート。


中日ベンチは無知か馬鹿か(暴言失礼(2度目))






最後はなんかラッキーでしたが、これで借金完済です!!


明日は中日は大野投手でライオンズは佐野投手。

名前だけ見ると厳しい戦いになりそうですが、一方で交流戦の後半戦に入ってもセリーグ打線の貧弱な印象は変化がありません。


どれくらい貧弱かというと、昨日のバンヘッケン投手が通用したのも相手が読売打線だからであって、リーグ戦に戻ったら通用しないのでは?と思ってしまうくらいです(冷汗)


なので、佐野投手も課題の立ち上がりさえ乗り切れば結構イニングイート出来ると思います。


あとはライオンズ打線が繋ぎの意識を持った攻撃が出来れば、意外に良い戦いが出来るのでは?


中村選手、浅村選手、繋ぎの意識ですよ!