ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

6/16 vs広島 先週まで交流戦優勝もあるとか思っていてどうもごめんなさい

西 000 000 000 0

広 001 120 02× 6



「こっちは勝たなければいけない試合として見ているのに、今日はローテの谷間だし負けてもしゃーないよ、の采配を延々と見せられると熱を上げている自分は馬鹿なんじゃないかと思えてしまう」(なげーよ)



・バンヘッケン投手

中6日 4回1/3

5安打5四球3三振

4失点(自責点3)


雨でもマウンドが柔らかい感じは全然なかったので、天候による影響は少なかったと思います。


初回からストレートは143キロを連発。

2回は145キロも記録。


立ち上がりからぶっ飛ばしていったとはいえ、ここまでストレートが走るようになったのは、暖かくなってきて体が身体が動くようになったのか、新外国人投手が加入して尻に火がついたのか、炭谷捕手と組まなくなって気分良く投げられるようになったからか・・・


しかし全力投球がそうそう長いイニング続くはずもなく、3回で既に60球を超え、その辺りから段々と140キロに届かないストレートも増えてきて力感も薄まり、ストライクを取りに行くストレートは真ん中に入るようになり、、、


まぁ同じく立ち上がりからぶっ飛ばしていった先週の佐野投手も50球あたりで怪しくなっていましたので、全力投球での限界はだいだいそんなものなのでしょう。


今後はどうするんでしょう?


今日のストレートが投げられるなら、先発は無理でも中継ぎならそこそこ使えるんではないでしょうか?





・4回裏1死3塁のピンチ

広島は7番・下水流選手、8番・石原選手、9番・野村投手の打順。


今日が単なるローテーションの谷間の1試合なら、そのまま下水流選手との勝負でもそれ程疑問は抱かなかったかもしれません。


しかし勝たなければいけない試合で既に先制を許していて、次の1点は先にやれない場面。


1打席目でヒットを打たれていてタイミングも合っていた下水流選手を歩かせて、打率1割台の石原選手、野村投手との勝負・・・という選択肢はなかったのか?


それと、細かいコントロールのない限界付近の投手にクサイところ突いて・・・は無意味だとライオンズベンチは気付いて欲しいです。



・5回裏は広島打線3周り目の先頭打者から

初回からぶっ飛ばしていったバンヘッケン投手は球数50〜60球あたりから上記のように怪しくなっていて、兆候は出ていました。


兆候は出ていたのだから、手は打って欲しかったです。


今日が単なるローテーションの谷間の1試合なら5回まで何とか・・・という考えでもいいですが、今日は絶対に勝たなければいけない試合として捉えた時には、2点でリードを許す中で次の1点は致命傷。


個人的には5回裏の頭から佐野投手を投入して欲しかったですが・・・やっぱりライオンズベンチは単なる普通の1試合でしたか。




・逸機逸機逸機・・・

初回から毎回チャンス、そして毎回逸機。


以下5回までに広島先発・野村投手からスコアリングポジションにランナーを置いた後、アウトになった時の球種と打球の行方です。


1回

栗山選手 インローカットボール→セカンドゴロ

メヒア選手 真ん中低めチェンジアップ→サードゴロ


2回

鬼崎選手 真ん中低めチェンジアップ→空振三振

秋山選手 アウトハイシュート→レフトフライ


3回

森選手 インハイカットボール→セカンドフライ

浅村選手 真ん中シュート→センターフライ


4回

金子選手 アウトローチェンジアップ→レフトフライ


5回

浅村選手 真ん中シュート→空振三振

鬼崎選手 インコースカットボール→セカンドランナー


打ったコースも球種も打球の方向も種類もバラバラ。

どうやって野村投手を打ち崩すのか?そういう意図が殆ど感じらません。

ライオンズベンチは狙い球とかどう伝えているんでしょうね???



・牧田投手抹消

恐れていたことが・・・


ここまで48イニングを投げていて、これは菊池投手、野上投手、高橋光成投手に次ぐイニング数。


しかしこの3人は先発なので、登板数で言えば最大でも菊池投手の13で野上投手は12、高橋光成投手は8。


一方、牧田投手は25登板。


しかも常にチームに帯同して、登板しなかった試合でも肩を作った回数は相応の回数になることまで鑑みると、その負荷の重さが分かります。


軽症であることを祈るのみですが、復帰してもまた同じ使われ方だと・・・




楽天や横浜を相手に気持ち良く勝っている時は「おお〜ライオンズ強い」なんて勘違いしてしまいますが、そこら辺とはレベルの違うチームを相手にすると、今のライオンズの立ち位置が良く分かりますね。


明日からの交流戦ラストカードはセリーグ最下位のヤクルトですから、せめて勝ち越して終わりましょう。