ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

6/18 vsヤクルト ライオンズクオリティ全開

西 000 130 000 4

ヤ 020 002 10× 5



「多和田投手、助けて」



・ポーリーノ投手

5回75球

4安打1四球2三振

2失点(自責点ゼロ)


ストレート 34球 (46%)

スライダー 21球 (28%)

チェンジアップ 7球 (9%)

シュート 7球 (9%)

カーブ 6球 (8%)



ストレートは立ち上がりから140キロ後半。

回を重ねる毎に球速は上がっていって、最速は153キロも記録。


スライダーをはじめとした変化球のコントロールにも不安はなくて、四球は1つだけ。


ストレートを軸に4種の変化球を散らして打たせてとるピッチングで5回を自責点ゼロ。


2軍で調整登板した内容からは期待より不安の方が強かったですが、十分に試合を作ってくれました。


惜しむらくは2回はメヒア選手エラー後に出してしまった今日唯一の四球。


エラーに動揺してしまったのでしょうけど、これがなければ2回は無失点の可能性もありましたし、スクイズ警戒にまで気が回らないライオンズベンチのクオリティに文句を言うこともありませんでした(笑)


しかしまだ1〜2イニングは続投可能では?という5回で降板させたのはどういう判断だったのでしょう?


今日は結果的にこの判断が裏目に出たわけですが・・・



・野上投手

牧田投手が抹消され、残るメンバーを見渡す限りでは、このポジションを務められる投手は野上投手しかいません。


しかし前に投げていた投手が誰でも関係なく、目先が変わるアンダースローの牧田投手投手と違って、野上投手はオーソドックスな上手投げ。


今日の先発はストレートとスライダーを軸にしてカーブやチェンジアップを混ぜる、野上投手とタイプの似た同じ上手投げ右腕のポーリーノ投手。


更に野上投手はポーリーノ投手よりストレートは遅く、間に挟む変化球は少ない。


加えて中継ぎ登板故かカーブは使わず、ホームランにより自身3点目を失うまでは殆どインコースのボールゾーンには投げず。


目先は変わらず、ストレートは遅くなり、変化球は少なくなり、投げるコースまで限定されて・・・


これで牧田投手と同じ仕事を求められても余りにも条件が悪すぎて、比較すること自体が酷です。



野上投手は今日は相当肩に力が入ってましたが、今後中継ぎ投手としての「入って行き方」を自分に合った形にマッチングさせていくしかありません。



そして野上投手以上に注文つけたいのが炭谷捕手。


野上投手は牧田投手よりあらゆる条件で元々不利なのに、味方捕手が野上投手の首を絞めてより不利な条件を増やしてどうするんですか?


配球面でもっと、もっともっと、もっともっともっと、配慮が欲しかったです。


これでも「もっと」が言い足りませんけど・・・



・3回表

秋山選手 死球

栗山選手 四球


でクリーンアップ。


浅村選手 ファーストファールフライ

メヒア選手 キャッチャーファールフライ

坂田選手 ファーストゴロ


繋ぎって何ですか?進塁打って何ですか?

という見事なライオンズクオリティで本当にありがとうございます。



・5回表

栗山選手 センター前ヒット


で、クリーンアップ。


浅村選手 ショートフライ

メヒア選手 ショートフライ

坂田選手 レフトフライ


繋ぎって何ですか?進塁打って何ですか?

という見事なライオンズク(以下略)



・メヒア選手

初回1死1、3塁でセカンドフライ

3回1死1、2塁でキャッチャーファールフライ

5回1死1塁でショートフライ


初回にせめて犠牲フライが打てていれば・・・


一時期、来季は6億円で契約なんて報道も出ていましたが打率2割6分で、チームが一番苦しい時に一番打てないのでは到底6億の価値なんてありませんよ。


スカウトも3億の予算くれたらこれくらいのは幾らでも連れてきますよ、と言えるくらいであって貰いたいです。



・5番坂田選手

森選手でなかった理由がよく分かりません。

いや、分かります。

お気に入りの選手に昨日の守備ミスを取り返すチャンスを与えたんですよね??




明日は普通に森選手でお願いします。



・今のライオンズ

5回表、2死から坂田選手のレフトフライ。


これをレフトが打球を見失ってくれて、そこから一気に3得点。


上位チームではまず出ないミスが出る辺りがヤクルトの順位を表しているのでしょうけど、それでも勝てないのが今のライオンズ。


先週までの良い流れから一気の逆回転ですね。そしてその逆回転速度は加速度的に増しています。




明日負けると交流戦まさかの負け越しで、借金6。

多和田投手、助けて。