6/19 vsヤクルト 今日のヒーローは・・・勿論山口一塁塁審です!
西 130 102 000 7
ヤ 201 020 000 5
「審判がライオンズに有利な判定をしてくれる事もあるんですね(驚)」
・多和田投手
5回93球
6安打3四死球2三振
5失点
ストレート 55球 (59%)
スライダー 32球 (35%)
フォーク 5球 (5%)
カーブ 1球 (1%)
右打者 11人4安打1三振
左打者 12人2安打1三塁2死球1四球
今日はストレートのシュートの回転度合いが強く、スライダーは良い所に決まる球もなかったわけじゃないですが、多くは真ん中に入るか叩きつけるような球になるかの極端さで、前回登板とは別人の多和田投手でした。
普段はストレートとスライダーのコンビネーションだけでも右打者には殆ど打たれないのに、今日は左打者よりも多くのヒットを右打者に許した辺りにデキの悪さが表れてますね。
デキの悪い日ほど球種の少なさが大きく影響しますし、加えて捕手のアシストもなければ5回5失点にもなるでしょう。
それでも3回には完全にセーフの内野安打をアウト判定してもらったことで1失点で済んだり、4回は1死1、2塁から引っ張ってゲッツー打ってくれる炭谷捕手のような正捕手がヤクルトにもいてくれたりして、今日はツキがありました。
この辺りは前回登板で好投したオマケかな?
この内容でのプロ初勝利は本人も不満でしょうが、ともかくおめでとうございます。
球種はともかく、今後はどうしたら前回登板の内容を毎回継続出来るのか?を考えて中間の調整に取り組んで欲しいです。
・野上投手
昨日に続いて2番手登板。
先頭四球は反省。
牧田投手の復帰時期次第ですが、まだ暫くこのままの起用で行くのなら、明日からの4日間の間にもう一度中継ぎ登板での入り方を模索して下さい。
今回だけじゃなく、例えばクライマックスシリーズに進めたとして、野上投手が中継ぎの一人として計算できるのと出来ないのとでは投手起用も大きく変わります。
単に力を入れて投げるだけが中継ぎじゃありません。
投手のタイプとしては中継ぎ適性はあると思いますので、どうしたら自分の持ち味を中継ぎ登板でも出せるのかを掴んで貰いたいです。
尚、先頭四球→ヒットからの送りバントを三塁封殺後に一塁に転送はまたまた完全にセーフをアウト判定。
野上投手もまだまだ安定していなかったのでこれは助かりました。
もしセーフ判定だったら6回は無失点では済まなかったかも??
・炭谷捕手
初回に多和田投手が被弾したツーラン。
これは2死2塁で山田選手にフルカウントからハッキリとボールにしろと要求しない炭谷捕手の責任です。
これまでの多和田投手の傾向や今日の多和田投手の状態を鑑みれば、捕手としてもっとジェスチャーを大きくハッキリして、「ここはストライクはいらない」「ここは絶対に低く投げろ」「この場面は全力で投げろ」という意図を明確に伝えないといけないのは分かっているはずですが・・・
そしてとにかく打ちたい、引っ張りたい、一発打ちたいの気持ちしか見えない打撃。
外角のストレートを引っ張って引っ張って引っ張って・・・
まぁそれで7回に1安打はしましたが・・・まぁ所詮炭谷捕手もBクラスチームの正捕手ですね(呆)
・打線
秋山選手 3安打
栗山選手 2安打2四球
森選手 3安打
これで7得点は取れたような思った程は取れなかったような・・・と思わせるのは浅村選手がワガママな打撃を繰り返しての5タコで打線を分断してくれた所為でしょうね。
浅村選手と炭谷捕手は気が合うんじゃないですか?
・栗山選手
1500本安打達成。
外角低目を逆らわずにレフトへ弾き返しての達成。
如何にも栗山選手らしいヒットでしたね。
打率.311
今年こそオールスターに出させてあげたい!
普段からライオンズは判定に泣かされる側と相場が決まっているので、山口一塁塁審のアシストには驚きましたが、あれがなかったら確実にもっと失点していたはずで、まぁなんと言うか・・・ラッキーでした(笑)
これで交流戦はイーブンの5割で終了。
交流戦開始前と同じ借金4です。
ロッテとは8ゲーム離されてしまって絶望感が漂いますが、日本ハムとは4ゲーム差でまだ望みはあります。
オールスターまで残り18試合で、そこにソフトバンク戦はなく、逆にオールスター明けから9/1までの厳しい夏場にソフトバンク戦が11試合組まれています。
よって、オールスターまでの18試合を戦い終えた時点で今よりもうんと望みがより大きくなるような位置にいないと、その後が相当厳しくなります。
日本ハムをほぼ捉えるような位置でオールスターを迎えられるかどうか・・・