極めて重要なオールスターまでの18試合
ライオンズは明後日からオールスターまで18試合が組まれています。
対戦相手は
ロ 6試合
日 3試合
楽 6試合
オ 3試合
と、強敵ソフトバンクとの対戦はなく、そろそろチームとしての目標がなくなってくる下位2チームと9試合。
そしてライオンズにばかりに気を使っていられない日程が組まれているロッテ、日本ハムと9試合という構成です。
ロッテはオールスターまでに3勝7敗1分と歯が立たないソフトバンクと5試合。
そして全力で引き摺り下ろしにかかってくるライオンズ&日本ハムとそれぞれ6試合と3試合で、お得意さんの下位チームはオリックスとの2試合しかない、殆ど息つく暇がない対戦相手続きです。
それでも伊東監督はおそらく昨年の日本ハム・栗山監督のように、優勝よりも2位確保が最優先という戦い方はしてこないでしょう。
その上でロッテの日程を見ると、
ライオンズ3連戦
ソフトバンク3連戦
オリックス2連戦
ライオンズ3連戦
日本ハム3連戦
ソフトバンク2連戦
と、ライオンズ戦の直後にソフトバンク(日本ハム)戦が組まれ、2本柱の涌井投手と石川投手を重点的にライオンズに当てることが出来ないものになっています。(多分片方だけでしょう )
そして日本ハムはソフトバンク・ロッテの上位2チームと3試合ずつ、そしてライオンズとも3試合が組まれていて、それが明後日から
オリックス3連戦
ライオンズ3連戦
ソフトバンク3連戦
楽天2連戦
ロッテ3連戦
と並んでいる為、大谷投手をより数多く投げさせ、かつ上位のソフトバンク・ロッテに当てようとすると、ライオンズ戦の登板はありません。
(流石の栗山監督でも、この日程で大谷投手をライオンズにぶつけてはこないでしょう)
これらの材料から、下位チームと最も対戦が多く、かつソフトバンク戦がなく、更に対戦する相手投手が比較的軽くなりそうなライオンズが、オールスター迄の日程に限れば最も恵まれていると言って良いと思います。
よって、ここで一気にロッテ&日本ハムと差を詰めなければいけませんし、上手くすればロッテを含めた三つ巴のAクラス争いに持ち込めます。
上手くすれば・・・
・・・上手くいかなかったら?
逆にオールスター明けから大変なのがライオンズで、9/1までの間にソフトバンクと11試合も組まれて、しかもその多くが前後にロッテ・日本ハム戦が続く日程です。
オールスターまでの恵まれた日程で差を詰められなかったライオンズが、厳しい対戦相手が続く梅雨明けの酷暑ドームで差を詰められる?
勿論相手チームの好不調や主力に怪我人が出たりすれば状況は変わりますが、明後日からの18試合で差を詰められないようでは逆に、オールスター明けからのロッテ→ソフトバンク→日本ハムという上位対戦9試合で、あっという間に圏外に弾き飛ばされてしまうかもしれません。
その意味では明後日からオールスターまでの18試合は非常に重要な試合になると思います。
ライオンズの監督、コーチ、選手達にはそれを理解した戦いを強く望みたい!
・・・んだけど、平常運行しそうだなあ・・・
特に監督(冷汗)