6/26 vsロッテ 9回表を除くと同じ11安打・・・違うのは?
ロ 212 000 104 10
西 011 002 000 4
「今日も平常運行でのお務めご苦労様でした」
・多和田投手
5回 106球
6安打5四球4三振
5失点
ストレート 60球 (57%)
スライダー 41球 (39%)
カーブ 1球 (1%)
フォーク 4球 (3%)
前々回登板の中日戦はストレートにもスライダーにもキレがあって、それをコントロール良くコーナーに決められた良い多和田投手。
前回登板のヤクルト戦はストレートのシュートの回転度合いが強く、スライダーはド真ん中か叩きつけるような球になるかの悪い多和田投手。
無駄な四死球を多々与え、カウント悪くしてストライクを取りに行っては痛打された今日は・・・勿論悪い方でした。
初回、2回に四死球と(実質も含めて)エラーが絡んでトータル3失点。
無駄な四死球がなければエラーがあっても失点は1で済んでました。
そして3回はカーブが機能して、ここから立ち直ればまだ2点差なので十分追いつける・・・
・・・というところだっただけに、簡単に2死を取ってからのヒット→被弾は痛恨。
ヒットは多和田投手苦手の左打者に対してのもので、まだ仕方ないと言えなくもないですが、しかし被弾は完全に炭谷捕手の配球ミス&状況を理解しない多和田投手の投球で、防げた失点です。
2死1塁で田村選手を打席に迎え、ストレート2球でボールツー。
田村選手の1打席目は、3-1からストライクを取りに行ったストレートがシュート回転してイン寄りに入ってくるのを狙い打ちされて2塁打。
なのにまたボール先行から同じ配球でストレートがイン寄りに入って被弾。
盗塁への意識があったとしてもあまりに安易な配球で、田村選手に第1打席に続いて狙い打ちされるという失態。
多和田投手も前の打席でどうだったか?ここはどんな球を投げなければいけないか?を理解せず、ただ単にストレートのサインが出たから投げただけ。
田村選手も最初から変化球捨ててストレート1本待ち。
これで点差は4点に開いてしまい、ロッテ先発のスタンリッジ投手を精神的に楽に投げさせてしまいました。
今日のスタンリッジ投手は球が浮いて逆球も多く、決して状態は良くなかっただけに2点差のままで行けたら試合展開は全然違うものになったと思います。
「他にいねぇーんだよ」ということなんでしょうけど、前回登板と何ら変わらない進歩のない内容。
1週間何を調整してきたのか?とか、何でピンチでもギアが変わらないのか?とか、炭谷捕手はどうしてももっとカーブを使わないのか?とか・・・他にも色々疑問はありますが、こんな姿を連続で見せられると「これが背番号18かよ・・・」と思ってしまいます。
・継投
今日は勝つぞ!
・・・という姿勢には到底見えない平常運行の継投でガッカリ。
まずは5回表、点差は4点。
先頭の、右投手に打率1割9分台のナバーロ選手に四球(大バカモノ)から送りバントで1死2塁。
多和田投手はこの時点で100球到達。
そして迎えるは苦手の左打者で前の打席でもセンター前を打たれている加藤選手。
ここで失う1点は致命傷。
でも続投。
結果、予想通り加藤選手にヒットを打たれたものの、運良く何とか5回を0点で凌ぎましたが、勝つ為の采配には到底見えませんでした。
そして7回表、点差は1点。
6回裏に1点差にまで追い上げて非常に重要なロッテの4、5、6番を迎える場面。
投手は6回から続投の小石投手。
できれば頭から・・・少なくとも先頭の4番デスパイネ選手を歩かせた時点で代えて欲しかったです。
続くナバーロ選手は右投手には打率1割9分台、左投手には打率4割1分台。
それでも小石投手続投。
この回失った1点が勝負を決めてしまいました。
(9回なんてオマケみたいなもの)
相手打者の特徴について何にも知らないのか、知っていてもライオンズの投手なら何とかなると思っているのか、この回まで投げさせると決めたら他の情報は一切関係ないのか・・・
ライオンズベンチは無能です。
・秋山選手
今日は2安打しましたが中身は完全に打線のブレーキ。
2回裏1点取って更に2死1、2塁でセカンドゴロ。
5回裏無死1塁からセンターフライ。
6回裏1点差に迫って更に2死1、2塁でセカンドゴロ。
2回は追い込まれてカーブを打たされてのもので仕方ないとしても、5回は1-1で再びカーブをセンターフライ。
カウントに余裕があったので待っていたわけでもないこのカーブを打つ必要があったのか?
6回は4球続いたストレートが一番甘く入ったのですが打ち損じ。
どこかで1本出ていたら・・・
・メヒア選手
併殺打の間の1打点はありましたが、4打数ノーヒット。
秋山選手とともに完全に打線を分断してしまいました。
不調な時ほどベンチから狙い球を絞れるようなアドバイスが欲しいところですが、ライオンズベンチにそんな仕事が出来るはずもなく・・・
・永江選手
猛打賞!
余程スタンリッジ投手と間が合うのでしょうか?
トップの位置から最短距離でバットのヘッドがボールまで出てきていました。
違う投手だとどうなのか見てみたいですね。
・浅村選手
今日は打席によって繋ぎの意識あり。
しかし9回守備で負傷交代。
軽傷である事を祈るのみ・・・
ロッテ打線はトータル15安打で四死球が9。
9回を除いても11安打、四死球7。
ライオンズ打線も同じ11安打するも奪った四球は1。
その四球も点差が開いてお試し登板した投手から9回に貰ったもの。
何が違うかは明白。
昨日、内投手が登板出来る状態だったら3タテ食らってました。
運良く1つ勝てて良かったです。