ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

7/9 vsオリックス たった1打席のワガママがチームの勝敗も決める

オ 101 000 000 2

西 000 000 000 0



「・・・とまで言ってしまうのは極端ですが、でも何れはそんな意識も持って欲しい」



・野上投手

6回2/3 95球

8安打 2四球 2三振

2失点


7回途中まで2失点。

ナイスピッチングでしょ?

・・・といういつもの錯覚。


実際QS達成ですし、数字だけ見れば悪くない、のですが、今日は繋ぎの意識とか何もないオリックス打線だから2失点で済んだだけのこと。


7イニング中5度も先頭打者を出していたら流れなんかくる筈も無いし、今日がAクラス相手なら3回までに4〜5点くらいは取られていたと思います。


勿論中盤のストレートを意識させてのチェンジアップ、変化球でカウントを稼いでのストレート勝負でアウトを重ねてイニングを稼いだのは評価したいですが、この内容ではなかなか野上投手自身にもチームにも勝ちは付いてきません。



・難しい配球論

初回、先頭打者の西野選手に対して、追い込んでからインコース要求のストレートが真ん中に入ってツーベースヒット。


2回も先頭打者の伏見選手に、インコース要求のストレートが真ん中に入ってレフト前ヒット。


岡田捕手もこれだけコンビ組んでいるんだからもう野上投手の性質も性格も分かったでしょう。

インコースに構えたら真ん中にしか来ないと思ってリードしないと・・・



・・・とは僕には言えません。



案の定、3回は外角に構えたらやっぱり真ん中に入って被弾。


岡田捕手からしたら「どないせーちゅーねん」ってことかもしれませんし、このレベルの投手に「どうせコイツは無理だから」の諦めのリードをしたら第2の炭谷捕手の出来上がり。


インコースに投げきれない投手をどうやったら投げ切れるようになるか?

無理でもただ単に諦めて外角一辺倒になるのではなく、それに代わる攻め方はないか?


そういう事を投手と二人三脚で詰めていって欲しいです。



・野田投手

7回2死2、3塁のピンチで今日も糸井選手と対決。


アウトコースにスライダーを2球、インコースにストレートを2球で追い込んで、最後は外角いっぱいにストレートを決めて見逃し三振。


お見事!!


追い込むまでのインコースのストレートでタイミングが合っていないと判断して、ラストボールにストレートを持ってきた岡田捕手もここはナイスリード!



・ライオンズ打線

オリックス先発・松葉投手に対して8回途中まで散発3安打。


コントロールがバラバラだった初回のチャンスで捉えられずに、立ち直る機会を与えてしまった事が悔やまれす。


ライオンズが今日勝つなら初回でした。


2回以降はスライダーを見せられた後のストレートに差し込まれる形が多かったですが、ライオンズ打線がボールのスライダーに手を出してカウントを悪くした場面も目立ちました。


惜しかったのは6回の浅村選手の打球と7回のメヒア選手の打球。


それぞれ「らしい」捉え方で、それぞれホームランになってもおかしくない当たりでしたが・・・



・森選手

初回無死1、2塁で追い込まれてもフルスイングで空振り三振。

昨日一発打って今日も、というスイングになるのはライオンズファンなら「やっぱり」の納得感。


次の打席以降では追い込まれてからの強引さは消えて球に逆らわずに打てていたのは、自分で気付いたのか、ベンチに帰って怒られたのか・・・は分かりません(笑)


今日も昨日に続いて2安打。


でも松葉投手を8回途中までもたせてしまったのは初回に捉えられなかったからであり、その責任は痛感して下さい。


ライオンズが今日勝つなら初回でした(2回目)


森選手は「2安打したから今日は良かった♫」

で済む並みの打者ではなく、期待もポテンシャルも非常に高い選手ですのでファンとしてもここまで言いたいです。


しかし8回のレフトフライは惜しかったですね〜

吉田一投手に対して少しだけタイミングがズレました。

打ち方は悪くなかったと思います。





今日は、あとひと伸びでホームラン・・・


そんな打球が4本。


昨日の反動か、天気による湿度の違いか、相手投手の球質の違いか・・・


金子選手のレフトライン際の当たりもファール判定されてたりと、今日は「そういう日」だったのかな。。。