ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

ライオンズvs千賀投手

2016年 2試合 15.2回 2勝0敗 防御率2.87 奪三振率8.04


参考に過去の対戦は以下の通り・・・


2015年 対戦なし

2014年 3試合 3.1回 0勝1敗 防御率5.40 奪三振率5.40

2013年 9試合 10.1回1勝0敗 防御率0.87 奪三振率14.8


・・・ですが、昨年以前の対戦はすべてリリーフ登板時のもので、イニングも短いのであまり参考にはなりません。


ただ、やはりリリーフ時と先発に回った今シーズンとは奪三振率が下がっていて、投手としてのタイプが変わっていそうです。



千賀投手は今シーズンライオンズに2勝、ライオンズ以外にはロッテと日本ハムに1試合ずつ投げて勝敗が付いていませんが、それぞれ8回3失点と、7.1回を2失点。


纏まっていて、明確に崩した球団はありません。


むしろ6.1回を4失点だった3/30のライオンズ戦が内容的には一番悪かったと言って良さそうです。


この時は完全攻略まであと一歩・・・というところまで行ったんですが、先にライオンズの野上投手が崩れてしまったことで試合には敗れてしまいました。


ライオンズの選手の中で今シーズン千賀投手を打っているのは、森選手(7打数3安打 .429)、あとは上本選手(1打数1安打)、鬼崎選手(1打数1安打)・・・このうち2人が現在2軍ですね(汗)


今日も勝たせてしまうと3戦3勝。


千賀投手はライオンズに得意意識を、ライオンズは千賀投手に苦手意識をはっきりと持ってしまいそうで、今日こそは3/30の対戦時のように粘って球数を投げさせつつ、球数が100前後になって球威やコントロールが甘くなるところを捉えたいところです。


そして、そこまでは高橋光成投手には何とか頑張って欲しい!

岸投手の離脱をきっかけに

岸投手の離脱は痛すぎるし、潮崎ヘッド兼投手コーチと田辺監督監督には猛省を促したいけれど、この二人の人事能力の程度は以前から変わっていないわけですし、これを今更嘆いても仕方ないかなという思いもあります(諦観)


一方で、それ程タフではない岸投手が30代半ばへと向かいはじめる中で菊池投手や十亀投手が燻り続け、スカウト陣が戦力になる外国人投手を連れてくることが出来ない現状を考えると、若手の早急な突き上げが必要な状況にあると言って良いと思います。


その意味では今回の岸投手の離脱によって高橋光成投手、多和田投手、佐野投手、佐藤勇投手といった高いポテンシャルを持った若手により多くのチャンスが回って彼等の躍進のきっかけなるならば・・・


そして菊池投手や十亀投手より年下の若手がどんどん先発の枠を奪って活躍し、そこへ岸投手が戻ってきた時に「やばい、俺の居場所がなくなる」と二人に思わせるような尻に火がつく状況になるならば・・・


災い転じて福となる!





・・・というのはやっぱり少し妄想しすぎかなww

4/29 vsソフトバンク 岡田捕手が攻めた!インハイストレートと内角シュートで松田選手をノーヒットに抑えました!

L 010 500 100 7

H 100 000 020 3


ライオンズは初回お粗末な2失策で先制を許すも、直後にメヒア選手のホームランで同点に追いつき、4回には四死球から貰ったチャンスにヒット3本と犠牲フライで一気に5得点。


築いたリードを先発の十亀投手から武隈投手、牧田投手、増田投手という現状の最高のリリーフ継投で逃げ切り。



今日の感想

「岡田効果!!」


前2回のブログに書いた僕の熱い思いが通じたようで(笑)、岡田捕手が松田に対して今までと違う攻め、配球を実践してくれました。


インコースのボールゾーンにこれでもかと要求して、インハイのストレートとあれは多分シュートでしょう、徹底して内角を意識させることで多少甘い球が行っても踏み込ませずにほぼ完全に松田選手を封じました。


今日は7得点は勿論ですが、この松田選手と柳田選手という、ソフトバンクの4番内川選手の前後を打つ打者をトータル7打数1安打に抑えたことでソフトバンク打線を分断出来たことが大きかったと思います。



徹底した内角攻め、捕手がこれをやると「自分にもやられる」と考えるので、デッドボールを怖がって次代に出来なくなっていく・・・炭谷捕手や楽天の嶋捕手なんかそうですね・・・ものですが、でも正捕手でなく2、3番手捕手の岡田捕手がそれを怖がっていては存在意義がありませんのでナイスリード、ナイスアピールだったと思います。


そしてこれは立場安泰だった炭谷捕手の刺激にもなるでしょう。

その意味も含めた岡田効果は大きいと思います。




・・・その他・・・


・というわけで注目の十亀投手vs松田選手

四球、三振、内野ゴロ併殺


2打数0安打で十亀投手の大勝利ww




・失策

勝った勝ったと喜んでばかりはいられません。

初回凡ミスと言えるエラー2つで先制を許した時には「あぁ、これで今日もダメか」と思ってしまいました。


ライオンズは昨シーズン、リーグ最多の91失策。

今シーズンは今日が27試合目で、今日の2つのエラーを含めた失策数が24。


これはシーズン127個という極めて異常なペースで、一体何を考えてキャンプを過ごし、日々の練習をしているのかと言いたくなる数です。


おそらくは実戦を想定した練習ではなく、練習の為の練習になってしまっているのでしょう。


チーム全員で井端さんの著書でも読んで頂きたいです。



・振れているソフトバンク長谷川選手と不調の柳田選手

前回対戦時には調子の悪さが目立った長谷川選手は復調していますね。明日以降もかなり怖い存在です。


一方の柳田選手は不調のようで、昨年なら確実にスタンドに運んでいた球を捉えきれていません。

少なくともあと2日はこのまま眠っていて欲しいところです。