ライオンズクロニック

外野で垂れる能書き

結局ライオンズだけが何の対策もとっていません

前回の続きです。


松田選手とライオンズ牧田投手との対戦成績で次のようなものが残っています。


2013年 21打数1安打 打率0割4分8

2014年 9打数2安打 打率2割2分2厘

2015年 17打数8安打 打率4割7分1厘



すごく極端ww



何か、牧田投手が2013年には出来ていた若しくはあった何かが、2015年には出来なくなった若しくはなくなった故のこの結果と考えると・・・



僕は牧田投手の本質は本格派で、速球主体のピッチングこそが牧田投手の持ち味だと思っています。


特にアンダースローから浮き上がってくるストレートが130キロを超え、ストライクゾーンの高低を使った大胆な攻めが出来ていた時の牧田投手は殆ど打たれなかった印象が強いです。


しかし、昨年などはフォームに変化をつけたりと、かわそうとするピッチングが目立っていました。



ここでもう一つの数値。



松田選手とロッテ涌井投手の対戦成績


2014年 5打数2安打 打率4

2015年 20打数3安打 打率1割5分


(ちょっと2014年のサンプル数が少ないですが・・・)


涌井投手は2014年は8勝止まりも、2015年は15勝を挙げて最多勝。


その状態の良さで対戦成績が向上した部分も加味する必要もありますが、状態が上がったからこそ出来た対策もあるのではないか?


ロッテバッテリーの工夫が知りたい・・・


そこで2015年の涌井投手VS松田選手、牧田投手VS松田選手を可能な限り映像で振り返ってみました。


ここから先は映像から僕が受ける個人的な心象になりますが、違いはバッテリーのストライクゾーンの使い方です。


端的に言ってライオンズバッテリーはユルイです。


ロッテのバッテリーは高低をはっきりつけた配球とインコースを厳しく攻める配球が印象的で、いかに踏み込ませないかというテーマが見える配球だった一方、ライオンズバッテリーはインコースとアウトコースの主としてストライクゾーンへの投げ分けに偏り、インコースを厳しく攻めたり揺さぶったりが少ない焦点の定まらない曖昧な配球に感じました。



そして今度こそ何らかの対策を取っていて欲しい今シーズン、松田選手はライオンズに対してここまで13打数6安打、打率4割6分2厘。


しかも13打数のうちライオンズのエース・岸投手に対して6打数4安打。


決して十亀投手や(笑)、力のない投手が打たれての結果じゃありません。


配球を振り返っても昨年と変わらぬユルイ印象でコースの投げ分けが主体。


2014年、そして屈辱的とも言える2015年の松田選手との対戦成績を経てもなお、ロクな対策を取っていないライオンズバッテリー、そしてコーチ陣。



もはや怠慢では・・・?



今シーズンはまだこれから沢山の対戦が残されています。


是非とも今日からでも、今までと違った何かを見せて欲しいものです。



ということで、あくまでもド素人の独断と偏見による松田選手対策はこれにて終了です。





・・・しかし僕はホント物好きですなぁ(笑)

どうしてライオンズだけ打たれているんですか?

うーむ、表示がうまくいかずに消したり書いたりですみません(大滝汗)



と、とりあえず、前回の日記はある種ネタですが(笑)、今回は以前から思っていたことです。


ソフトバンクの松田選手というと十亀投手に限らず、

ライオンズ投手陣は全般によく打たれているイメージしかありません。

しかし他球団はどうなんでしょうか?

ライオンズ同様に打たれているのでしょうか?

気になったので各球団毎の対戦成績を調べてみました。

まずは松田選手自身の成績です


       2015年 2014年

シーズン打率 .287 .301

シーズン出塁率 .357 .341


次に各球団毎の打率と出塁率です。


球団毎打率 

前年比 2015年 2014年

L +.014 .352 .338

F -.067 .248 .315

M -.098 .235 .333

E -.147 .250 .397

B +.133 .341 .208


球団毎出塁率

前年比 2015年 2014年

L +.067 .432 .365

F -.063 .309 .372

M -.013 .343 .356

E -.122 .290 .412

B +.070 .376 .306



松田選手の打率は2014年の3割1厘がキャリアハイで、この年はパリーグ5球団のうち4球団に対して3割以上の高打率を残しました。


ただ、オリックスに対してのみ2割8厘。


これはオリックスだけが特別な対策を取っていたから


・・・ではなく、要因はこの年におけるオリックス投手陣の異様なまでの好調さ故と思われます。


何故ならば翌2015年は逆によく打たれて、松田選手の対戦打率は1割3分以上も跳ね上がっています。

ここから2014年に特別な対策を取っていたわけでもなく、また2014年の打率2割の結果を受けて、オリックスにとってはことさら新しい対策を練る必要もなかった打者であったため、投手陣に前年の反動が出て不調に陥った影響がそのまま結果に反映されたことが窺えるからです。



一方、2014年に松田選手に打ち込まれた各球団はシーズンオフの間に当然対策を練ったことでしょう。その結果は2015年にはっきりと現れました。


各球団とも打率を2割5分以下にまで低減させ、決して四死球で逃げまくったわけでもないことが出塁率の低下からも窺えます。

 

 

あれ? 

 

 

なんか1球団だけ2014年よりさらに輪をかけてカモにされてる・・・



そう、我らがライオンズです。

 

 

2015年は2014年対比で、打率は1分4厘高い3割5分2厘、出塁率は6分7厘高い4割3分2厘。


松田選手により打たれ、さらに四球で逃げまくったわけですね(呆


唯一、何の対策もとっていないライオンズ・・・


・・・長くなってきたので続きはまた次回。

十亀投手 vs ソフトバンク松田選手 (絶望)


過去3年の対戦成績


16打数13安打

打率8割1分2厘

3HR 8打点



もはや説明不要ですね(冷汗)


バットを振ればヒットになる炭谷選手にとってのロッテ大嶺投手(過去2年10打数8安打)のように、どうしてもタイミングが合ってしまう相手っているんです。




とりあえず・・・




松田選手が5打数4安打でも対戦打率は下がりますwwので、明日は松田選手から一つでもアウトを奪えたら、それはもう十亀投手の勝ちですね(錯乱)