日本ハム
000 000 001 1
ライオンズ
001 080 00x 9
○野上投手
中6日 7回 91球
3安打1四球1死球5三振
無失点
ストレート 49球 53.8%
フォークボール 14球 15.4%
チェンジアップ 12球 13.2%
スライダー 11球 12.1%
カーブ 5球 5.5%
立ち上がりからストレートが147キロ。
ストレートで押し込んでのフライアウト7つ。
ストレートで空振り三振4つ。
威力のあるストレートがあるからフォークボールもチェンジアップもスライダーも生きる。
どこまで行っても生命線はこのストレートであり、今シーズンここまで力のある良いストレートが投げられています。
そして勝負球の高さを間違えないから良い当たりも守備範囲に飛ぶし、球数少なくリズムも良いから好守も生んで源田選手、炭谷選手のファインプレーが出てと先発投手として何も文句ありません。
7回にやや抜け球が多くなったことで降板。
完封よりも今日の負担を少なくして次の試合によりフレッシュな状態で投げる方が余程重要です。
日本ハム打線の低調さに助けられた部分もありましたが、今日こそはの大量援護も貰えて、3試合連続のナイスピッチングでした。
○打線
10安打3四球9得点
得点したイニングは3回と5回のみ。
3回 外崎選手出塁 → 田代選手進塁打 から秋山選手タイムリーで1点先制
5回 外崎選手出塁 → 田代選手進塁打 から1四球を挟んで6連打で一挙8得点
6連打の最後は山川選手の打ち上げ花火が飛び出して試合を決めました。
ライオンズ打線が詰まりながら内野手と外野手の間にポトリと落ちるようなものが多かったのは、今の両チームの流れの差もあるように思います。
○あ、昨日がリミットでしたか
今日は外崎選手と田代選手がレフトとライト。
7番打者の外崎選手が出塁して、8番打者の田代選手がなんとかゴロを転がしてやろうの意識でしっかりと外崎選手を進塁させ、この2人で2度チャンスメイク。
それが先制点を、そして2点目を生み出しました。
以下に書きますが、この2点が有原投手の自滅を生み出して結果的には今日の(今日も)一方的な展開へと導いたわけで、もしこの2点がなかったら有原投手がもっと踏ん張れた可能性もあり、日本ハム打線も有原投手のために何とか1点取ろうの結束が生まれたことも考えられ・・・
・・・というところまで鑑みると、打撃面における今日の殊勲はこの2人です!
○負の連鎖
日本ハム先発の有原投手の状態は悪くありませんでした。
しかし味方打線の状況から1点もやれないという意識が回が進むごとに強くなって、1点を失って「もうこれ以上は絶対にだめだ」と自分を追い込み、2点目を失っては更に自分を追い込んで、どんどん力みまくっていって自滅。
野球ってこわいですね。
○5回で早々に9点差
昨日もそうですが中村選手だけでなく、開幕から出続けている浅村選手や秋山選手、源田選手もといった若手も早めに休ませるべきです。
そういう少しの積み重ねが選手の状態をフレッシュに保つことに繋がり、例年の7月失速問題の解決へと結びつくはずです。
○ショート
昨年8月上旬からショートで固定起用されたのは呉選手。
疲労困憊に陥ってからもシーズン終了の9月末までの約2か月間にわたって延々と継続起用されてのエラー数は3
9月末時点での出塁率.282
源田選手は開幕16試合目の今日時点でエラー数は4
出塁率.268
源田選手の素材は素晴らしいと思います。
今日もエラーの一方で野上投手を救うスーパープレーもありましたし、打っては2安打。
将来は不動のレギュラーを任せられるまでになってくれたらと思います。
しかし、現状では彼にだけ拘る必要性はありません。
個々の選手をなるべく長くフレッシュに保ちつつ、良い状態で起用できるような準備が必要です。
これで3タテ王手。
明日は日本ハムもメンドーサ投手で何とか一つは取ろうと必死になってくるでしょう。
期待はやっぱり・・・炭谷選手かなww